端正な“なめろう”で日本酒をチビリ!『蕎麦 ひるあんどん』はアイデア豊かな蕎麦前で客に笑顔をもたらす

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・下板橋の蕎麦店『蕎麦 ひるあんどん』です。

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・下板橋の蕎麦店『蕎麦 ひるあんどん』です。

「親方に蕎麦屋になりたいといったら叱られて」

和食で修業したという店主の高木知洋さん。「親方に蕎麦屋になりたいといったら叱られて」と苦笑いする。それでもどうにかお許しが出て、蕎麦の名店へ話をつけてくれたという。品書きの先頭には旬の野菜料理が書き連ねてある。とりあえずのビールで品書きを眺めて悩むのも幸せなひと時だ。日本酒に切り替えて木の芽和えに身悶えし、端正ななめろうをちびり、酒をちびりとやれば春満開。

その日のお魚のなめろう 900円、竹の子とうどの木の芽和え 500円、和田龍 登水(一合) 800円

『蕎麦 ひるあんどん』その日のお魚のなめろう 900円、竹の子とうどの木の芽和え 500円、和田龍 登水(一合) 800円 木の芽和えはみずみずしく甘いうどと筍の食感が小気味よい。味噌と塩で味付けされた鯵のなめろうは軽やかな味わい。すっきりした日本酒と

どの料理も和食の土台を感じさせるが、ラム肉を使った揚げ出しなどアイデアは豊か。季節の蕎麦は、刻んだふきのとうとふきのとうの香りの香味油添えという新発想。たっぷりの青い香りとともに、名残の春を惜しむとしよう。

『蕎麦 ひるあんどん』

下板橋『蕎麦 ひるあんどん』

[住所]東京都板橋区板橋1-7-6 ルアーナM1階
[電話]03-5944-2504
[営業時間]水~日:11時~14時LO、火~日:17時~21時(20時LO)
[休日]月
[交通]東武東上線下板橋駅北口から徒歩4分

おとなの週末2024年9月号は「カレー特集」

おとなの週末2024年9月号

撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン
※2024年5月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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