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どのパンもおいしいんです。でも、今回は『おとなの週末』スタッフたちが「あんぱん」が食べたいとなったら真っ先に思い付くパン屋さんを集めました。近くに出かけたらぜひ、いえ、わざわざ買いに行ってみてほしい美味揃いです。ひとえにあんぱんと言っても、粒あん、こしあん、白あん……とその味わいは多彩。ここでは粒あん、こしあんに絞ってご紹介。しっかり甘く食べ応えもあるものが揃いました。

『マルギクベーカリー』 @北千住

手に持つとズシリと重い。多くの店があんこを50g程度使うのに対し、こちらは倍近い90gを詰めるのだ。しかも北海道産の小豆にこだわった自家製で、前日にあんを仕込み、1日寝かせて味をなじませてから、翌朝に約100個を焼き上げる。

あんぱん 180円

『マルギクベーカリー』あんぱん 180円 表面に卵を塗り、光沢感と香ばしさを加えた生地の味わいも昔のまま。倍の大きさのジャンボ360円もある

単にあんが多いだけでなく、なめらかで上品で、香ばしくふんわりした生地との相性も抜群。20個、30個は序の口で60個の予約注文をする方もいるのだとか。「こんなお爺さん、お婆さんのお店じゃなくても」と西山さんは謙遜するが、この食べ応え満点の傑作を多くの人に味わってほしい。

【コレも食べて!お店のおすすめパン】王子パン 390円

『マルギクベーカリー』王子パン 390円

甘食よりもしっかり、ビスケットよりもふんわり。噛むほどにやさしい甘さが広がっていく。かつて先代が知人から教わったレシピ通りに作る懐かしの味で、年配はもちろん子供達にも人気だ

『マルギクベーカリー』

[住所]東京都足立区千住柳町14-3
[電話]03-3881-5082
[営業時間]7時半~19時半 ※売り切れ次第終了
[休日]日・月・祝
[交通]JR常磐線ほか北千住駅西口から徒歩10分

『ベーカリーカフェ明治堂』 @王子

銀座木村屋で修業した創業者が1889年に立ち上げた老舗の味は、しっかり焼かれた生地の中にしっとり粒あんがたっぷり

それだけでもおいしいのに、桜の塩漬けが見た目だけでなく味のアクセントとしてもあしらわれており、その塩加減が箸休め的に働いて、食べる手が止まらないのだ。

他にこしあん、あんバターサンドもあり。2階はカフェで、使い勝手のよいパン屋さんだ。

小倉あんぱん 220円

『ベーカリーカフェ明治堂』小倉あんぱん 220円 常時100種を超えるパンが所狭しと並び、人気のあんぱんは2段目の目立つ位置に置かれている。表面を香ばしく、中をふんわり焼き上げた生地としっとりした粒あんの相性は抜群で、老若男女に愛され続けている

【コレも食べて!お店のおすすめパン】タンドリーチキン 380円

『ベーカリーカフェ明治堂』タンドリーチキン 380円

むっちりした生地の上に、香り高く味付けされたタンドリーチキンがゴロゴロ。後追いしてくるスパイスの辛さとパンの甘みが絶妙に絡み合う、クセになる味わいです

『ベーカリーカフェ明治堂』

[住所]東京都北区王子1-14-8 明治堂ビル1・2階
[電話]03-3919-1917
[営業時間]6時半~19時(カフェ9時~17時LO)、祝6時半~18時(カフェ休)
[休日]日
[交通]JR京浜東北線王子駅北口から徒歩4分

『パオン昭月』 @駒沢大学

芸能人御用達の「生クリームあんぱん」(10月~5月上旬の限定販売)が名物だが、他にも絶品のヤツ見~っけ。それが「フランスあんぱん」。直径10cmほどの存在感で、持てばズシリ、頬張れば口中にあんがあふれ出す!

小麦香る上質なフランスパン生地の塩気と北海道産小豆を使ったあんの甘さのバランスも完璧。芦屋の名店で修業した3代目の技はさすが。

フランスあんぱん 200円

『パオン昭月』フランスあんぱん 200円 香ばしいフランスパン生地になめらかなこしあんが好相性。焼いている途中に一度オーブンから出して生地のガス抜きをするなど、あんが破裂しないよう注意して仕上げるそう。で、ご覧の美しいまん丸に。粒あんもある

【コレも食べて!お店のおすすめパン】ハムカツサンド 240円

『パオン昭月』ハムカツサンド 240円

数ある調理パンでも一番人気。サクサクに揚げたハムカツに酸味が程よい自家製ソースを付けてキャベツと一緒に挟む。ボリュームも満足。コロッケパンやカツサンドもおすすめ

『パオン昭月』

[住所]東京都世田谷区駒沢2-18-11
[電話]03-3421-4831
[営業時間]7時~19時
[休日]日
[交通]東急田園都市線駒沢大学駅西口から徒歩10分

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おとなの週末Web編集部
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