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『きみどり』 @蔵前

試飲&量り売りでウイスキーの魅力の“香り”を満喫

ウイスキーに興味はあるが、バーであれこれ飲むにはちょっと財布が心配だし、少々敷居も高い。かといって、知らない銘柄をボトルでいきなり買うのもなぁ……。もしあなたがそんなふうに思っているとしたら、ぜひ足を運ぶべきはここだ。

「特に若い人たちは今ウイスキーに出合える機会が少ない。もっと門戸を広げたいなと思って」。高円寺でずっとバーを続けてきた森本隆介さんが、そう思い立ってオープンした店だからだ。

ここでは、ウイスキーを10mlから試飲でき、30mlから量り売りで購入ができる。店内にはウイスキーを中心に、森本さんが集めた蒸留酒のボトルが600種類ほど。自分ではなかなか買えない希少なものも多い。

MITOSAYA KINMOKUSEI 800円、BenRiach シングルカスク 1997蒸留 600円、厚岸 寒露2020 1300円(すべて試飲10ml)

『きみどり』(左から順に)MITOSAYA KINMOKUSEI 800円、BenRiach シングルカスク 1997蒸留 600円、厚岸 寒露2020 1300円(すべて試飲10ml) 試飲銘柄は自分で選んでも、森本さんに好みを伝えておすすめを選んでもらってもOK。取材時は3本。3つ並べて比べてみるのも楽しい!

「ボトルの裏側にはそのお酒の特徴的な香りが書いてあります。自分の好きな香りがいっぱいあるものを選んでいただければ」。

詳しくなくとも直感で選べばいい。試飲では蒸留酒の魅力“香り”をより楽しめる仕掛けもある。探りがいのある未知の世界へぜひ繰り出してみては。

『きみどり』試飲銘柄は自分で選んでも、森本さんに好みを伝えておすすめを選んでもらってもOK。取材時は3本。3つ並べて比べてみるのも楽しい!

[住所]東京都台東区浅草橋3-25-5 ペリエ浅草橋2階
[電話]03-5823-4237
[営業時間]14時~21時
[休日]火
[交通]地下鉄都営浅草線蔵前駅A3出口から徒歩4分

『平和どぶろく 兜町醸造所』 @茅場町

ブルワリースタイルでどぶろくの魅力を存分に味わう

とろりとした飲み口にプチプチとした食感。今、にわかに注目を集めている「どぶろく」をカジュアルに味わえるのが『平和どぶろく兜町醸造所』だ。

「醸造所」の名の通り、ここで提供されるのは“できたて”のどぶろく。いわば、どぶろくのブルワリーだ。

「どぶろくは日本酒造りの工程で濾過をしていないお酒です。米の旨みや甘みが楽しめるのが特徴です」(醸造家 佐々木さん)。

兜町醸造どぶろく(すべて120ml) プレーン 850円、小豆 950円、黒ごま(本日の限定) 950円

『平和どぶろく 兜町醸造所』兜町醸造どぶろく(すべて120ml) (手前)プレーン 850円、(右奥)小豆 950円、(左奥)黒ごま(本日の限定) 950円 定番の「プレーン」「小豆」のほか、限定フレーバーも。限定は月2回くらいの割合で更新される

ここは清酒「紀土」で知られる和歌山の『平和酒造』が新業態として展開しているお店。「日本酒の魅力を幅広い世代に知っていただくのが目的です。お店でどぶろくを初めて飲んだ方も多いですね」(佐々木さん)。

日本酒よりも酒造りの自由度が高いのもポイントで、小豆や黒豆を組み合わせたもの、期間限定のものなど、バラエティ豊かなどぶろくが揃う。

これらはすべてこちらの店で醸造したもので、注文すると寸胴鍋から注いでくれるのもうれしい。おいしさと楽しさであれもこれもとついお代わりしたくなる。

『平和どぶろく 兜町醸造所』明るくナチュラルで居心地のいい店内。天井につたうライン状のライトは、酵母の動きを示しているのだそう

[住所]東京都中央区日本橋兜町8-5 KITOKI1階
[電話]03-6264-9457
[営業時間]13時~22時半、土12時~22時半、日・連休最終日12時~21時 ※それぞれLOは物販・フード/営業終了30分前、ドリンク/営業終了15分前
[休日]無休
[交通]地下鉄東西線ほか茅場町駅11番出口から徒歩1分、都営浅草線ほか日本橋駅D4出口から徒歩6分

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おとなの週末Web編集部
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