国内最高のサバを使った日本一高い鯖寿司
そして、一颯にはさらなる極みを目指したとんでもない鯖寿司がある。
「プラチナ棒」だ。
こちらは、時期に応じて豊洲市場から仕入れた「日本国内最高」のサバを使った棒寿司だ。「高くてもいいから最高のものを、と懇意にしている業者から仕入れています」と高橋さん。
よってお値段は「7800円」!。ジェンヌが知る限り、おそらく「日本一高い鯖寿司」である。けれどお値段は「高橋さんの自信の証」だ。
サバは北海道・羅臼、京都・舞鶴など時期によって変わるが、この日は長崎のものを使用。「長崎・対馬沖、1キロアップ」のサバ。
サバファンなら悶絶するパワーワード。ジェンヌも聞いただけでうっとりだ(涙)。
こちらももちろん、高橋さんの技で丁寧に仕上げる。
こちらも、特別に白板昆布と龍皮昆布で仕上げていただいた。
美しい……もはや「ジュエリー」!
見るだけで固唾をのむ脂がテリっとした肉厚のサバは、意外なほどキリッとスッキリ、シャープな仕上がり。コリッとした食感、サバのもつ甘みだけが豊かに感じられて、なめらかなとろけ方。
切れ味のよい後味。そこに、ほどよく柔らかくほどけるシャリがなんともよい加減の「座布団」に。
うーん、これを幸せといわずして何を幸せという(涙)。