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メニューは「もりそば」と「そばがき」のみ

最後に歌人斎藤茂吉を生んだ上山(かみのやま)市にある「原口そば」をご紹介します。上山市には昔、競馬場(2003年に廃止)があり、幼い時に父親に連れていってもらったのを思い出します。その時の競馬場独特の喧噪や匂いが今の競馬好きにつながっているのかも知れません。競馬の前後によく連れていかれたお店が「原口そば」でした。

上山の原風景
原口そば

メニューは超シンプルで、「もりそば」と「そばがき(かいもち、とも言います)」のみ。当時の記憶は曖昧ですが、今もメニューは変ってないと思われます。

今回は「そばがき」を久しぶりに食べましたが、見た目よりも美味しいものですね。写真を見るとなんか硬そうなイメージがありますが、箸でも簡単に切れるほど柔らか。納豆もちのようにして食べますが、フワっとした触感と蕎麦本来の風味がよくわかる逸品です。

原口そば(かいもち)

上山の観光といえばやはり斎藤茂吉記念館。記念館駐車場からは茂吉が愛した蔵王連峰を仰ぎ見ることもできます。山形が生んだ巨匠の足跡をじっくり辿ってはいかがでしょうか。

斎藤茂吉記念館
斎藤茂吉記念館から蔵王を望む

いも煮会のシーズン到来!

今日は蕎麦王国山形の名店3選をお届けしました。これから山形は「いも煮会」のシーズンに入ります。県内あちこちの河川敷は多くの市民で賑わうことでしょう。

最後に実家の母が作ったいも煮の写真をお届けして終わりたいと思います。ぜひ皆さまも山形にお運びいただき、ラーメンと蕎麦といも煮を味わってみてください。美味しい山形をきっと気に入ってもらえると思います。

いも煮(母の手作り)

文・写真/十朱伸吾 
おとなの週末Web専属ライター。旅と食とビールと競馬をこよなく愛する。ツーリングとゴルフも趣味。ツーリングの成果でダイエットにも成功。

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