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スパイス効果で汗!汗!

戎「僕の中で特にインパクトがあったのが『ビリヤニ大澤』ですね。スパイスの効果か食べる側から汗が吹き出してくるんです。食後はわざわざマイナス4度に指定して冷やしてあるコーラを流し込む。脳天まで冷たさがギューンと突き抜けてサウナで“ととのう”ってのはこういうことかと思いましたよ」

菜「ゲラ見て、なんで普通のコーラを載せてんの?って思ったけどそういうことか」

岡「そうなのよ(笑)。ところで菜々山さんの担当は?」

菜「ネパールのダルバートとか南インドのミールスなんかの多皿系だよ」

戎「そういや、編集部の忘年会も毎年大塚のネパール料理屋ですよね」

菜「うん、それは幹事の私がネパール料理好きだから。普段からダルバートはよく食べているけど、『ピプレー』は段違いだった」

『ピプレー』ダルバート(チキン) 2290円(夜は1800円)

『ピプレー』ダルバート(チキン) 2290円(夜は1800円) (奥の3皿のカレー、左から順に)ダルスープ 3〜4種の豆をブレンド。とろんとなめらかな舌触りだ、チキンカレー 鮮やかなスパイスの香りからコクと旨みが広がる、タルカリ 旬の野菜のカレー風味炒め、(おかず、時計回りに)アチャール、特製ソース 甘みと辛さのトマトソースでご飯やおかずとの相性良し、青菜炒め、スパイスチキン タンドール釜で香ばしく焼き上げている、ニンジンとマスタードの和え物、キュウリのゴマとレモンの和え物 レモンの酸味を効かせた爽やかな味わい、(中央)バスマティライス

岡「へえ、どういうところが?」

菜「すごく繊細&上等。よく行く近所の店を例えるなら大衆食堂って感じだけど、ここはホテルとか高級店の味」

戎「しかもネパール人スタッフのサービスもホテル並み。日本語通じるどころか、敬語まで使ってくれてましたよ」

岡「初めてネパール料理に触れるって人でも安心だね」

菜「そうなの。あと他に紹介している4軒はインド系。『ゼロワンカレー』は、副菜がたくさん付くから混ぜて食べる楽しさたっぷりだし、はたまた『月と亀』は毎日でも食べたくなるような優しさ。新店の『すぱいし家』はカレーも抜群だけど、スパイシーな一品料理がこれまた旨いしアルコールも豊富。今年の忘年会は、ここでやろうかな」

『すぱいし家』選べるカレー3種盛り 1848円(昼は1300円)

『すぱいし家』選べるカレー3種盛り 1848円(昼は1300円) カレーは7種類からチョイスできる (カレー左から)完熟トマトのプローンマサラ エビとトマトで濃厚なコクに、復刻 甘くない大人のバターチキン、辛口マトンブーナ マトンはホロホロで黒胡椒の香りと刺激もたっぷり、(手前の皿:奥)野菜のバジ この日はピーマンとジャガイモのスパイス炒め、(右)パラタ 香ばしくもっちり。カレーとの相性も◎、(手前)バスマティライス、(左手前)オニオンピクルス 食感のアクセントにも、(ライス上)パパード、(左)アチャール
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おとなの週末Web編集部
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