「11月5日」。今日は何の日でしょう?答えは「いいたまごの日」!
知ってるようで知らない「たまご」のこと
一般社団法人日本養鶏協会、日本卵業協会など関係団体により2010年(平成22年)に制定されました。
日々の食卓に登場する回数が比較的多いのが「たまご」でしょう。手軽で美味しい食材であるだけでなく、健康増進や老化防止などの効果も認められています。ほとんどが国内で生産され、自給率は97%(令和2年度/農林水産省)。多くの食品を輸入に頼らざるを得ない日本ですが、「食の安全性」などを考えたとき、やはり国内産のものを食べたいと考える人は少なくないはず。そういう意味でも自給率の高い「たまご」はオススメの食材です。
日々何気なく食べていますが、「いいたまごの日」の今日、「たまご」についてなんとなく疑問に思っていたことを調べてみました。
その1。目玉焼きを焼こうと、フライパンに落とした黄身の色が1つ1つ微妙に違い、ついつい「濃い色の方が栄養価が高い」気がして、若干オレンジ色味の強い方を選ぶ人、いるんじゃないでしょうか?私もそう。黄身の色の違いは鶏が食べる飼料に含まれる植物由来の天然色素「カロテノイド」の量によるもの。単純に個体差があるだけで栄養価に関しての違いはないと判明。
その2。生卵を割ったとき卵白が濁っていて、「悪くなってるかも?」と臭いをかいでみたこと、ありませんか?実は白く濁っている方が産みたての新鮮なたまごなんです。新鮮な卵白には炭酸ガスが含まれるため白く濁って見えるのだとか。時間の経過によりその炭酸ガスが殻の気孔から抜けていき、次第に卵白が透明に変化していくのだそう。
たまごを熱々のご飯にかけて食べる「たまごかけごはん」。最近では「TKG」と略され海外でも親しまれているそう。シンプルなだけに新鮮さがカギになる「TKG」。ちなみに一般社団法人日本たまごかけごはん研究所によれば「たまごかけごはん」はれっきとした日本を代表する卵料理だそうです。