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「11月1日」。今日は何の日でしょう?答えは「山手線環状運転開始」!

1周約34.5km、30駅、50本の電車が日々稼働!

1925(大正14)年11月1日、神田駅〜秋葉原駅が開通、山手線が環状運転を開始しました。もともと品川駅から新宿駅を経由して赤羽駅まで貨物を輸送する鉄道として、1885年(明治18年)に開通した山手線でしたが、少しずつ路線が整備され、1925年に現在のような東京23区をグルっと回る環状路線となりました。

そして、2020年3月14日には49年ぶりに高輪ゲートウェイ駅が新しく開業。時計回りで循環する外回りと、反時計回りの内回り。1周約34.5km、30駅を約1時間で運行しています。

東京のメインとなる街を走り抜ける黄緑色が路線カラーの山手線(photoAC)

さてここで問題です。グルっと循環する山手線のスタート地点(環状線に乗る地点)は一体どこだと思いますか? 1872(明治5)年10月、日本初の鉄道が開通した「新橋駅」?それとも東京の入口である「東京駅」? 

答えは「大崎駅」です。終電後、業務を終えた車両は、「東京総合車両センター」というJR東日本の車両基地(車庫)に帰って行きます。この車庫が大崎駅に直結しており、ここから山手線が環状線の輪の中に出入りしています。

山手線で使用される電車の編成数は50本(2023年8月現在)。車両センターは地下・地上部分で「立体駐車場」のような構造になっており、地下に22線、地上に23線が並べる広大さ。そこに車両を収容し、日夜定期点検や修繕などを行なっています(一部、池袋派出所に収容)。日常的に山手線を利用している人であれば、行き先が「大崎」や「池袋」という表示になっている車両を見たことがあるのではないでしょうか。

「まあるい 緑の 山の手線 まんなか とおるは 中央線」という家電量販店のCMソングにも歌われた「黄緑色」の路線カラーを持つ山手線。今日も東京をグルグル回りながら大勢の人たちを運んでいます。どうぞ安全運転で!

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おとなの週末Web編集部
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