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全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。

本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。

文、画像/おと週Web編集部

【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!

難易度:★★★☆☆

■難読漢字、地名編の正解はこちら

正解:ひがしそのぎ

東彼杵は、長崎県の東彼杵郡に位置し、豊かな自然と歴史を感じられる町です。

地名の由来は、この地域が古くから「彼杵(そのぎ)」と呼ばれていたことにあります。東彼杵はその「彼杵」の東側に位置することから名づけられました。かつての行政区分が由来で、周辺には「西彼杵(にしそのぎ)」という地区もあります。

彼杵の由来には諸説あります。なかでも有力とされているのが、「肥前国風土記」に記された景行天皇(けいこうてんのう)の故事に由来するというものです。

景行天皇がこの地を訪れた際、現地の豪族から三色の玉(勾玉などの宝玉)を贈られました。天皇はその玉を称賛し、この地を「具足玉国(そなひだまのくに)」と命名したとされています。この「具足玉国」が「彼杵(そのぎ)」へと転訛したとされています。

この地域はそのぎ茶の産地として知られています。そのぎ茶は、近年、全国茶品評会の「蒸し製玉緑茶の部」において、個人賞と産地賞の両方で幾度も1位に輝いており、名実ともに日本一と称されるお茶です。とくに、過去には3年連続でダブル受賞を達成するなど、その品質は高く評価されています。

東彼杵町周辺では、長崎の豊かな海の幸を活かした郷土料理が楽しめます。とくに人気なのが「長崎ちゃんぽん」や「皿うどん」です。

また、新鮮な鯛を使った「鯛茶漬け」や「さざえのつぼ焼き」なども地元の食堂や旅館で手頃な価格で提供されています。東彼杵茶と一緒に味わえば、地元ならではの食の魅力を存分に堪能できます。

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おとなの週末Web編集部
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