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『おとなの週末Web』は、手料理の魅力も紹介しています。中でもお酒好きなら、お供になる肴にもこだわりたいところ。自宅で作った様々な料理で「おとなの週末」を楽しんでいる年金生活の元男性編集者が、二十四節気に合わせ、自慢の酒肴を紹介します。前編「うまい酒肴を『ドカンと食べたい』…物価高騰、年金生活の60代男性が編み出した『身の丈を楽しむ』意外な秘策」の続きです。

冬至から正月は「しめ鯖」がうまい

東京都内の魚屋では、デパ地下にある「湯島丸赤」や、高級スーパー「明治屋」「紀ノ国屋」あたりが最高のちりめんじゃこを扱う、と勝手に思っています。が、そこいらでは「50g=400~500円」くらいが当たり前。

しかし、築地値段ではじつに2分の1以下の値段なのです。この差はあなどれません。オイラの経験からは、築地値段と街中値段において、ちりめんじゃこほど価格差のある塩干ものはないと断言いたします。

そんな築地もすでに豊洲移転し、オイラも高齢者。もはや、「大量に食べたい」願望は失せ、季節のものをちょっぴり味わう方向に転じております。

季節のものは、出まわりはじめの「はしり」の時期を過ぎれば値段も安く、しかもおいしいものが手に入ります。昔から、冬至といえば、かぼちゃが知られるように、本来かぼちゃは秋から冬に出まわるもの。その時季に食べるのが味もよく、身体にもいいということです。

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そんな食べ物と季節の関係を示すものが、二十四節気(にじゅうし...
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沢田浩
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