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丁寧な仕事とひらめきが光る唯一無二の仕事ぶり『手打蕎麦 じゆうさん』@新江古田

蕎麦もつまみも丁寧な仕事ぶりがうかがえる店主高橋さん。蕎麦はその質に合わせて打ち方や太さを調整し、つまみは天性のひらめきで他にない個性を感じさせる。なにより七味も手作りするほどの“おいしい”に手間を惜しまぬ職人気質。

修業した「竹やぶ」の名物でもある「にしんそば」は、身欠きニシンを戻して骨を抜き、ゆっくり炊いては休ませを繰り返し、全部で5日ほどかけてほろりと身が崩れる柔らかさに仕上げる。

にしんそば 2500円

『手打蕎麦 じゆうさん』にしんそば 2500円 堂々たるニシンは上品な甘さに炊かれている。薬味はゆず皮とねぎ

味の染みたにしんは別皿で提供されるので、まずはそのままひと口。干すことで閉じ込められていたニシンの脂がじんわりと溶けだし、身の旨みと融合して思わずため息が出た。蕎麦と交互に食べるもよし、思い切ってツユに沈めるもよし。少し残して日本酒のあてにするのも至福の選択。

キリっと空気が冷え込んだ冬にこそ、熱々のツユとともに味わいたい温蕎麦だ。

『手打蕎麦 じゆうさん』店主 高橋定雄さん

このほかにも冬限定の温かいお蕎麦もありますよ。

『手打蕎麦 じゆうさん』2年ほど前に改装してゆったりした空間に

[住所]東京都中野区江原町3-1-4
[電話]03-3951-3397
[営業時間]11時半~14時半(14時LO)※売り切れ終い、17時~20時半(最終入店19時)
[休日]日・月・祝
[交通]都営大江戸線駅新江古田駅A1出口から徒歩7分

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おとなの週末Web編集部
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