ユニークで試してみてほしい瓶詰めがズラリ
店頭でずっと気になっていたのが、タルタルソースのラインナップだ。「紅しょうがタルタル」(200g・539円)は自宅の冷蔵庫内のレギュラーメンバーだが、今回の「体感・展示会」では、その他3商品を試食できた(いずれも200g・539円)。
「ベーコンチーズタルタル」は、ショルダーベーコンとチーズの濃密さがガツンとくる背徳の味!これはご飯にもパンにもパスタにも合う、ズルい一品だ。常温で使えるから、茹でたお芋に和えてお弁当のおかずやちょっとしたおつまみにもいいなと思った。
どうしても気になっていたのが、「きくらげタルタル」。鰹の削り節を使った和風の味付けで、キクラゲのコリコリ感がクセになる。ぬる燗と合わせてチビチビとずっと飲んでいたくなる感じ。
「燻製風味たくあんタルタル」は、燻製風味のたくあんが食欲をそそり、ご飯がぐんぐん進む一品。たくあんのパリッとした食感も魅力的で、パンやクラッカーに乗せてカナッペ風にしても良さそうだ。
どのタルタルもいろいろなものに使ってみたくなる、食への探究心を掻き立てられるシリーズだ。
さらに「世界を巡り見つけた旨いヤツ」(各120g・323円)というラインナップは、「味噌にんにくネギ」や「クセになる青唐辛子」などの5種類。「ニラ醤油漬け」は、名前そのまんまの味だけど、香り高くて使い勝手がいい。「辛すぎないハリッサ」は食べやすいので、流行った時に手を出せなかったという方にもおすすめだ。パッケージにちょい足しのアイデアが記されているので、それも試してみたくなる。
食事の準備が大変なときにも大活躍だろうし、夜中の小腹減りの時に、茹で野菜や温めたお豆腐にかけてみるなんてのはどうだろう。もちろん晩酌のお供にもいいよね。
ご飯に合うということは、もちろんお餅にも合うので、お正月にお餅が残ってもこれらのお供があったらとっても安心だ。
というか、もっとみんなお米を食べてくれたらうれしいなぁ! ぜひお試しください!
文・写真/市村幸妙
いちむら・ゆきえ。フリーランスのライター・編集者。地元・東京の農家さんとコミュニケーションを取ったり、手前味噌作りを友人たちと毎年共に行ったり、野菜類と発酵食品をこよなく愛する。中学受験業界にも強い雑食系。バンドの推し活も熱心にしている。落語家の夫と二人暮らし。
…つづく『「やりすぎ」「ヤバい」は誉め言葉 ドンキの「偏愛めし」が愛される理由とは』「偏愛めし」とは何なのか、詳しくレポートしていきます。