今日は何の日?

【2月18日】今日は何の日?飛行時間13分、6500通の手紙が空を飛んだ!

「2月18日」。今日は何の日でしょう?答えは「エアメール日」!

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「2月18日」。今日は何の日でしょう?答えは「エアメール日」!

博覧会のアトラクションから始まった航空便

2月18日は「エアメールの日」。1911(明治44)年のこの日、世界で初めて郵便物が飛行機を使って運ばれたことに由来しています。もともとは、インドのアラーハーバードで開かれていた博覧会のアトラクションとして行われたもので、会場から約9キロメートル離れたナイーニまで約6500通の手紙やハガキを運ぶというものでした。

この時使用された飛行機はハンバー・ソマー複葉機で、いわゆる骨組みに羽布張りの機体にパイロットがちょこんと乗っているタイプ。たとえるなら、映画『紅の豚』(スタジオジブリ/1992年公開)で豚の姿のパイロット、ポルコ・ロッソが乗っていたような飛行機……説明になっているんだろうか(苦笑)。兎にも角にも、飛行時間は13分で聖なる大河ヤムナー川を飛び越えナイーニの郵便局に無事届けられました。

エアメールといえばこれ!トリコロールカラーの縁取り封筒(photoAC)

子供心に憧れだったエアメールの封筒

エアメールというとパッと思い浮かぶのは、あのトリコロールな縁取りの封筒です。今でこそ、友人が海外移住をしたり、外国人の友人がいたりしますが、子供の頃は海外と関わること自体が珍しく、エアメールの封筒はどこか憧れでもありました。

ところで、なぜエアメールの封筒はトリコロールカラーの縁取りをしていたのでしょう?いろいろ調べてみたのですが正しい理由はわからず。そして、必ずしもあの封筒を使わなければいけないわけではないという。ただし、国内郵便用の封筒を使うときは、送り先の国名をしっかり記入した上、赤字で「Par Avion」「Air Mail」「By Air」などエアメールであることを書いておく必要があるそうです。郵便局に持って行けば、確かポンとハンコを押してくれますね。

「手紙」にはアナログならではのワクワク感がある

デジタルな時代になり、メールやラインなどタイムリーにやりとりができるようになって、本当に手紙を書くことが少なくなりました。国内はもちろんのこと、海外であっても24時間世界中とやりとりができるのですから、わざわざ時間がかかるエアメールを送ることはないかもしれません。

EMS(国際スピード郵便)なら世界120国以上に書類や荷物が送付可能(photoAC)

手紙を書いて投函し、その手紙が相手へ届き、相手が返事を書いて投函し、自分の元へ手紙が届く。スピーディな時代にはなんだか焦ったい話です。しかも、届いたか、読んでいるのか、さえわからない。でも、待っている時間がワクワク楽しかったのも事実です。

デジタルにはないアナログならではの思い出かも。なんて書いていたら、4人組コーラスグループ・サーカスのヒット曲「アメリカン・フィーリング」(1979年)の歌い出しの歌詞がグルグルと頭の中でリフレインしてきました(笑)。ご存じの方、今日はいっしょにグルグルしましょう。

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