UCCが販売する『YOINED(ヨインド)』は見た目はまるでチョコレートのようだがカカオ豆は使われておらず、コーヒー豆の粉末と抽出した油分から作った新発想の「食べるコーヒー」だ。2023年から販売が開始されているが、2024年11月から新しい味付けの製品が登場。いま大注目の“甘くない”バレンタインにピッタリな逸品をご紹介しよう!!
見た目はチョコレートだが新しい味わいが楽しめる
UCC上島珈琲株式会社は、特許を取得した日本初(※1)の独自製法の商品『YOINED(ヨインド)』の2年目の商品を2024年11月より販売中だ。予約開始日の売上は前年比300%を超え、現在も2024年と同程度の注文が集まっているという注目の製品だ。
UCCはカカオ豆からチョコレートを作る工程をヒントに、粉砕した豆とコーヒーオイルを油脂でコーティングし、フレッシュな香りを保持することを実現させる独自の製法を確立した。
『YOINED』は見た目はまるでチョコレート。だが、カカオ原料を一切使用していないため、当然チョコレートではない。甘い食べ物はちょっと苦手な人にも最適なコーヒーの香りや苦みが楽しめる商品。
UCC公式オンラインストアでは、バレンタインにピッタリな『YOINED』とコーヒーのセットを2025年1月16日(木)から発売中。
『YOINED』の商品内容は?
『YOINED』は、コーヒー豆配合量40%の「CRAZY BLACK」と、コーヒー豆配合量15%の「MELLOW BROWN」の2種類を3枚ずつアソートしたパッケージで販売(2,700円:税込)されており、それぞれ異なる味覚を楽しめる。
粉砕した豆とコーヒーオイルを油脂でコーティングし、フレッシュな香りを保持することを実現させる独自の製法を採用。コーヒー豆から成分を抽出するのではなく、まるごと凍結粉砕し新鮮なまま香りも閉じ込めている。
そのため“飲む”コーヒーでは味わえない、豆本来の甘み・酸味・苦味が作る芳醇な香りをダイレクトに感じることができる。
これによって、まるで口の中でコーヒーの香りが爆発するような、コーヒーの香りの余韻を余すことなく味わうことが可能。これは今までに味わったことのない衝撃で、鮮烈なコーヒー体験となっている。
特に「CRAZY BLACK」は、極限までコーヒー成分を配合し、キレのある苦味や 心地よい酸味、狂おしいほど濃厚な香りが広がるのだ。
『YOINED』 はお酒とあう
2回目の販売にあたる2024年11月からの商品は、晩酌シーンを彩るお酒とつまむ新感覚“おつまみコーヒー”として、お酒とのマリアージュを提案。UCCコーヒーアカデミーの土井克朗専任講師の監修にて『YOINED』とお酒のマリアージュが考案され、『YOINED』ブランドサイトで紹介している。
例えば、「MELLOW BROWN」と日本酒(大吟醸等のフルーティなものがおすすめ)をあわせると、マスカットやメロンのようなフルーティな余韻になるという。飲まないコーヒーだからこそ実現できるマリアージュだ。お酒好きへのギフトにまた新しい選択肢が増えた。
ジョニーウォーカーとYOINED
2025年2月5日に行われたYOINEDの試食会は、まず開発に携わったUCCの小坂朋代さんによる商品説明からスタート。特許を取得した技術により生み出された2種類の製品を解説してくれた。
次に「ジョニーウォーカー」のブランドアンバサダーを務めるディアジオジャパンの金子亜矢人ベンツェさんが、ジョニーウォーカーとYOINEDのマリアージュについて雄弁に語った。
用意されたのは、ショットグラスに入った「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」「ジョニーウォーカー ダブルブラック」「ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ」のストレート。
コーヒー豆配合量40%の「CRAZY BLACK」と、コーヒー豆配合量15%の「MELLOW BROWN」をかじりながら、それぞれのジョニーウォーカーとの相性を探るのは、ワクワクするちょっとした冒険であった。
どれもが、相互に刺激しあう新鮮な体験で、お酒好きの皆さんはぜひウイスキーとYOINEDのマリアージュを試していただきたい。
さらには、『YOINED』とお酒のマリアージュを考案したUCCコーヒーアカデミーの土井克朗専任講師が、水とジョニーウォーカー、コーヒーのカクテルを披露。比率は3対1対1で、混ぜずにそれぞれをなじむませながら楽しむスタイルで、これまた新しいコーヒーの楽しみ方であった。