明治の建物3選!二・二六事件の舞台となった大政治家の自宅
「高橋是清邸」は、二・二六事件により高橋氏暗殺の現場となった建物。
庭を眺める大きな窓には、表面がうねうねとした昔のガラスがはまり、なんとも言えない風情を醸し出している。
カルピスの発明者・三島海雲氏も暮らしたという「デ・ラランデ邸」は、近代の“お金持ちのお宅” という印象。
カフェになっているので、窓辺の席でひと休み。おいものパフェ、大変おいしゅうございます。
【 高橋是清邸 】
日銀総裁の他、総理大臣など要職で国政を振るった高橋是清の自邸主屋部分。
伝統的な日本建築と合理的で自由な空間が融合された、近代和風の特徴が随所に見られる。1902(明治35)年に建設。
【 万世橋交番 】
神田の万世橋のたもとにあった交番を、トレーラーでそっくり移築。
明治後期の建築と推定。この時代らしいモダンさがある。
【 デ・ラランデ邸 】
平屋建て洋館を1910(明治43)年頃、ドイツ人建築家のデ・ラランデが3階建てに増築。途中で折れ曲がるマンサード屋根が美しい。
【武蔵野茶房】休憩はここで!
デ・ラランデ邸の中にあるカフェ。
特製おいものパフェ880円が人気。カレーライス1320円などの軽食もある。