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「3月8日」。今日は何の日でしょう?答えは「ギョーザの日」!

中国からやってきたギョーザが日本独自に進化して

3月8日は「ギョーザの日」です。冷凍ギョーザなどを製造・販売する『味の素冷凍食品』(東京都中央区)が2011(平成23)年に制定、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。記念日は「み(3)んなでハ(8)ッピー!ギョーザの日」という語呂合わせに由来しています。

皮はパリッと中はジューシーな「焼き餃子」は日本オリジナル(photoAC)

ギョーザは中国で生まれた食べ物です。中国では、お湯で茹で鍋の上に浮いてきたものをザルに上げて食べる水餃子が主流で、厚くてモチモチ弾力のある皮も各家庭で手作りをすることが多いそう。そんなギョーザが日本に伝わってきたのは明治時代のようですが、本格的に広まったのは第二次世界大戦後の昭和の時代と言われています。

水餃子が主流である中国に対し、日本では焼き餃子が一般的。また具材や調味料も、肉やキャベツに加えてニラやニンニク、ショウガなどが使われるようになりました。ちなみに中国では、ニンニクは具材の中には入れず別々に食べるのが普通なんだそう。こうして日本独自に進化した焼き餃子は、皮が薄くパリッとした食感もギョーザの味わいの特徴になっています。

侮るなかれ!実はあのヒダヒダが味わいのポイントに

中国にはギョーザのほか、春巻きやシュウマイ、肉まんなど、具材を皮で包んだ料理が多数ありますが、なぜギョーザは丸い皮で具材を包み、皮の端をヒダヒダにするのでしょうか。

理由の1つは、ヒダを寄せてしっかり口を閉じることで、具材から肉汁が逃げるのを防ぐため。もう1つは、皮に伸縮性を持たせて調理中に破れるのを防ぐため、だとか。実際にやってみるとなかなか上手にヒダを作れず、不格好になってしまった経験のある人も多いはず。同じ大きさ、美しい形に仕上げるのは割と難しいのですが、この一手間がギョーザを美味しくするコツなんですね。

丸い皮に具材包み、皮の端をヒダヒダにするには理由があった!(photoAC)
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おとなの週末Web編集部
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