今や常識の手鍋式スープはここから始まった『中華そば多賀野』@荏原中延
「荏原中延に、東京でもトップレベルの中華そばを出す店がある」
噂はずっと聞いていたが、今回が多賀野初体験。軽い気持ちで中華そばを啜ったが、そのおいしさに度肝を抜かれた。まずスープ。存在感はあるが決して嫌みのない煮干しの香り、真っすぐできれいな鶏の旨み、後からカツオの旨みも重なって、それらを醤油が優しくまとめていて…ただただ旨い。
中華そば950円
聞けば手鍋に丸鶏や豚げんこつで摂った基本のスープを注ぎ、煮干しのダシを注ぐ。そこへ追いカツオ、追い煮干しをすることで香り良く深みのある味わいが生まれるのだそうだ。そして麺。自家製の啜り心地の良い麺は、へぎそばを参考に布海苔が練り込まれており、歯切れもパツンと気持ちよく、スープとの絡みも抜群だ。
完成度の高さに、創業が28年前と知ってまた驚かされた。「旨い」の噂は信じて吉。そう痛感した一杯だ。
店主:高野多賀子さん「比較的並びやすいのは平日のお昼過ぎです。休日は早目のご来店を!」
[住所]東京都品川区中延2-15-10
[電話]03-3787-2100
[営業時間]11時半~14時半(整理券制、並び次第で終了)
[休日]水
[交通]東急池上線荏原中延駅から徒歩2分