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「4月8日」。今日は何の日でしょう?答えは「忠犬ハチ公の日」!

渋谷駅の待ち合わせ場所の定番といえば

再開発が進み、訪れるたびに変貌している渋谷の街。駅のホームや建物はもちろん、その周辺には次々と高層ビルが新しく建設され、昼夜を問わず、老いも若きも、男も女も、そして今では世界中からの旅行者や外国人などなど大勢の人が行き交っています。そんな渋谷のシンボルとも言えるのが「ハチ公」の銅像。昔は渋谷での待ち合わせといえば「ハチ公の銅像前でね!」というのが定番でした。

次々と高層ビルが建設され大規模な再開発が進む渋谷駅前のスクランブル交差点(photoAC)

ハチ公ってなに?

「ハチ公ってなに?」という方のために少し説明しましょう。「ハチ公」で知られている「ハチ」は1923(大正12)年生まれの実在した秋田犬で、1924(大正13)年から東京帝国大学農学部の教授だった上野英三郎博士のもとで、大切に飼われていました。

現在の渋谷区松濤に居を構えていた上野博士が仕事に出かける時には、「ハチ」は毎日のように渋谷駅まで上野博士の送り迎えをしていました。1925(大正14)年に上野氏が急死した後も、約10年もの間、毎日毎日、雨の日も風の日も、渋谷の駅前で主人の帰りを待ち続けていたという「ハチ」。その一途な姿から、いつしか「忠犬ハチ公」と呼ばれるようになり、1934(昭和9)年には、渋谷駅前に銅像が建てられました。

その後、忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会が、ハチの命日の1ヵ月後にあたる4月8日を「忠犬ハチ公の日」としました。

渋谷駅の待ち合わせといえば「ハチ公」の銅像前が定番だった(photoAC)

そんな有名なハチのエピソードは、1987年に「ハチ公物語」(松竹)として映画化され、また2009年にはハリウッドでも「HACHI 約束の犬」が公開、2023年には中国で「忠犬八公」が公開されています。

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おとなの週末Web編集部
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