ドバイって暑くて日中の活動は無理だよね「実は」ラマダンの時期は涼しく、行楽に最適
ドバイと言えば灼熱の砂漠、超高層ビルに照り付ける太陽をイメージするかもしれない。確かに陽ざしは強いのだが、今回、そして2026年2月17日ごろから始まる予定の次回のラマダン中は比較的過ごしやすい気候。街歩きがそれほど苦にならない。それもまた、実はラマダン期間中の滞在をおすすめしたくなる理由。(毎年、日程はズレていくので、真夏に当たる年も…!)
過ごしやすい季節に感謝しながら、街を散策し、「Ramadan Kareem」のメッセージや月をモチーフにしたデコレーションを楽しもう。断食が明ける夕刻時はきらめくイルミネーションに心が躍るだろう。この時期は立体的に映像を投影する「プロジェクションマッピング」を開催するモスクもあり、夜はいっそう華やかになる。
今まで、あらゆることに禁欲を強いられるストイックな期間、と思っていたので、この盛り上がりは本当に意外だった。確かに厳しい戒律ではあるが、自分に打ち克ち、内面から浄化される神聖な挑戦。頑張ったね、とお互いをたたえ合うような気持ちが伝わり、みな楽しそうだ。まるでフルマラソンをゴールし、お互いをたたえ合うような爽快さなのかも。ラマダンの尊さを体感し、共有できた。