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全店舗に麺職人を配置、トップオブトップは「麺匠」

丸亀製麺の大きな特徴は全店舗に配置されている「麺職人」と呼ばれるエキスパートの存在。紺色の制服が麺職人の目印だ。彼らはうどん作りの高い知識と技術を持ち、気候や湿度によって左右する生地の状態を見極め、ベストなうどんへと調整することができる。さらに麺職人の熟練度は1〜4つ星にランキングされ、その中でもトップオブトップの「麺匠」が一人だけ存在する。

丸亀製麺の麺職人 画像提供・丸亀製麺

彼ら麺職人たちによって全店舗で小麦粉、塩、水(そして麺職人の愛情!)の国産食材だけを使い、粉から丁寧に製麺され、新鮮な打ち立てうどんを完成させる。水は全国の硬度が一律になるよう調整され、全ての温度は工程ごとに都度計測して常に均一な生地を作り上げるため、店舗は商品を提供するだけでなく、製麺所としての役割も果たしている。

丸亀製麺のうどん 画像提供・丸亀製麺

自分で打った麺は格別!「うどん作り体験」はいかが?

そしてなんと丸亀製麺立川店に併設された「手づくり体験教室」ではうどん作りの体験ができる。製麺体験だけでなく、オリジナルのトッピングで作る自分だけの「シェイクうどん」作りや、丸亀製麺の人気デザート「丸亀うどーなつ」作りなど選べる内容もさまざま。親子教室だけでなく、一人でも申し込むことができる大人専用のプログラムもある。こちらがなかなか人気らしく、夏頃には体験できる店舗も増える予定だそう。予約はHPから。

公式HP:https://jp.marugame.com/tedukuri-class/index.html#udon_kyoshitsu

「手づくり体験教室」ではうどん作り 画像提供・丸亀製麺

2025年11月に25周年を迎える丸亀製麺をズバリひとことで表すなら「守っていくことと挑戦」だと、ブランド戦略部の宮林部長は語る。今年も新たなメニューが続々と控えている中で、讃岐うどんの美味しさを守り追求しつつ、常に進化していく丸亀製麺のこれからの挑戦に目が離せない。

文・写真/香海 楓
かい・かえで。ファッション誌営業、ライフスタイル誌編集を経て、フリーランスの編集&ライターに。古着と海外セレブと食べ歩きが好きで、日本であまり知られていない世界の料理を食べるのが趣味。好物はアメリカのファンネル・ケーキ。

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香海 楓
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