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思わずうなる完成度の秘密は “細部への徹底したこだわり”

見た目のボリュームだけでなく、驚くべき点は牛カツの「サクサク」を超える「サックサク」の食感だ。それを実現した秘密は注文を受けてから揚げ、出来立てを提供する点。それに加え、何度も試行錯誤を繰り返してメッシュにこだわったパン粉を使用しているのも大きなポイント。

牛カツ  画像提供・丸亀製麺

「メッシュ」とはパン粉の粒の大きさや粗さを示すサイズで、実際にはパン粉の粒子がどれくらい細かいかを表す。メッシュの数値が高ければ高いほど、パン粉の粒は細かく目が詰まったものに。逆にメッシュの数値が低いほど粒は粗く、目が大きいパン粉と言える。具体的には、1インチ(約2.54cm)内に何個の網目があるかを示しており、この数値が大きいほどより細かいパン粉が作られるという。

このメッシュの数値にこだわったパン粉が、牛カツの衣を「サックサク」に仕上げ、他の一般的なパン粉よりも一層クリスピーな食感を生み出している。

また、牛肉自体もうどんとの相性を考えて、厚さからカットの仕方まで計算され尽くしている。ひと口噛めば衣の食感と肉の旨みがジュワッと広がる贅沢な一枚だ。

「牛カツトマたまカレーうどん」

ツヤツヤとしてコシのある麺に、旨味の立役者である2つの香味野菜のニンニクと生姜をたっぷり使ったとろみあるカレースープがしっかり絡む。

「ひと口ご飯」もついてくる

うどん単品でも十分なボリュームだが、さらに「ひと口ご飯」が付いてくるので牛カツカレーライスとの2つの違いを楽しむことができ、お腹は大満足だ。

ミニ牛カツトマたまカレーとしても楽しめる

ツルっ、トロっ、そしてサックサク。三つの食感が口の中で絶妙なハーモニーを奏で、ひと口ごとに満足感が押し寄せてくる。まさにガツンとしたうまさと辛さの「ご褒美うどん」と呼びたくなる一品である。

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香海 楓
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