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音楽を楽しむために喫茶店へ

喫茶店の歴史を少し紐解くと、明治時代から大正時代にかけての1910年代に「カフェー」と呼ばれる喫茶店が全国に開業し始めます。1950年代後半になると「ジャズ喫茶」「歌声喫茶」「名曲喫茶」と呼ばれる、コーヒーを飲みながらレコードを聴くことができる喫茶店が流行。今でもその頃の風情を残したまま残っている有名な老舗の喫茶店がありますが、変わらないままずっと営業していてほしいなと思います。


喫茶店の中にある昔ながらのコーヒーミル(photoAC)

カウンターには髭を生やした寡黙な中年の男性。コーヒーのことにかけてはこだわりが半端なく、オーダーを聞いてから豆を挽き、1杯1杯ハンドドリップで丁寧に淹れる。あるいは、温めたカップをふきながら、ポコポコとサイフォンのお湯が沸くのを見ている。これは筆者が住む町に昔あった喫茶店の様子なんですが、喫茶店と言って思い浮かぶのはまさにこんな風景ではないでしょうか。

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おとなの週末Web編集部
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