一番通ったおでん屋『お多福』@三津寺筋
ちょっと箸休め。30年前に大阪で生活していたころ、一番通ったおでん屋さんがミナミの三津寺筋(みってらすじ)にある『お多福』でした。いかにも老舗のお店らしい木造りのカウンターが美しく、締めに食べる細いうどんが一日の疲れを癒してくれたものです。
2024年に訪問したところ、なんとたまたま貸し切り営業で入店NG。外見だけ写真を撮りましたので素敵な雰囲気だけ味わってください。いつかまたリベンジしたいと思います。
老舗居酒屋の看板メニューがおでん!『明ごころ本店』@京橋駅
ならばと最後にご紹介するのは大阪環状線「京橋駅」にある『明(あけ)ごころ本店』です。当店は大阪の食事が何でも揃う老舗の居酒屋なので「おでん屋」ではありませんが、オンメニューされた「おでん」はお店の看板商品。いただいたのはやはり(笑)コロ、加えて定番の豆腐とこんにゃく。『きくや』や『花くじら』など専門店にも負けない「関東煮」の名店なのでした。
老舗居酒屋だけあり、他の料理も美味しいものばかり。筆者が好きなのは白味噌仕立ての「どて煮」と鰻が大きい「うざく」。どちらも絶品です。
なお、「明ごころ」には同じく京橋に「南店」や「中店」もありますし、筆者はまだ未訪問ですが、「洋食店」もありますのでぜひ各種料理をお楽しみください。
今回は「関東煮=おでん」をご紹介しました。万博に行っておでんを食べるか、おでんを食べてから万博に行くか。いずれにしましても、万博とおでんの共通点を探しながら巡るのも楽しそうですね(笑)。
文・写真/十朱伸吾
おとなの週末Web専属ライター。旅と食とビールと競馬をこよなく愛する。ツーリングとゴルフも趣味。ツーリングの成果でダイエットにも成功。