やはりモーニングは、働く漢の活力源だった!
産業革命で働く労働者のために朝食が発展した英国と、戦後復興で立ち上がる人々のためにモーニング文化が生まれた日本。時代や国は違っても食べ手を想う心は同じ。そんなふたつの国のモーニングを食べ比べてみました!
このボリューム感こそ本場英国流!『CHRISTIE(クリスティー)』@原宿
若者でにぎわう原宿の竹下通りから一歩裏道へ。人通りが減り、ちょっとした静寂が訪れる隠れ家のような地に店を構えて45年。紅茶専門の喫茶店で楽しめるのが英国式の朝食だ。
フルイングリッシュブレックファースト(ドリンク付き)960円
40周年を機に店主の娘さんの考案で始めた人気メニューで、炙りベーコンや生ソーセージ、スクランブルエッグなどが盛られたボリュームたっぷりのそれは、具材一つひとつが丁寧に調理され、どれもが主役級の逸品。
今ではモーニングとしてだけではなく、午後からお酒のお供に楽しむ方も多いのだとか。作家モームは「英国では朝食を1日に3回摂ればいい」と半分皮肉で言ったが、こんな朝食なら大歓迎だ。
店主:宮本眞太郎さん「暖かい日には外のパティオ席も気持ちが良いですよ!」
[住所]東京都渋谷区神宮前1-16-1
[電話]03‐3478‐6075
[営業時間]10時半~20時
[休日]無休
[交通]JR山手線原宿駅竹下口から徒歩1分