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「玉子焼きめし」はそのまま食べるのがいちばん旨い

あまりの美しさにレンゲを入れることすらもったいなく思えてしまうが、食レポできないので意を決してひと口。おーっ! しっとりというか、ふんわり。これまで数多くのチャーハンを食べてきたが、この不思議な食感は初めてだ

「玉子焼きめし」の断面。玉子の量がハンパない
「玉子焼きめし」の断面。玉子の量がハンパない

続けて、もうひと口。さらにもうひと口と食べ続けて気がついた。ふんわりとした食感を生み出しているのは、玉子に違いないが、ポイントはその量ご飯と同じくらいかそれ以上の卵を使っているのではないか。逆にご飯が多ければ、パラッとした食感になるだろう。

それ以上に驚いたのは、味。塩とコショウがベースとのことだが、それだけでここまで奥行きのある味に仕上がるのはどうしても信じがたい。推測の域を脱しないが、調味料ではなく香味油を用いているのではないか。それもごく少量の。その隠し味が効いていると思う。

テーブルに目をやると、「美味しい玉子焼きめし」の食べ方が記されていた。

[其の1]まずはそのまま!パクッ!!

[其の2]卓上の2種類の調味料で味変!!パクッ!!

卓上の醤油系(右)と酢系(左)の調味料。これらはお好みで
卓上の醤油系(右)と酢系(左)の調味料。これらはお好みで

卓上の2種類の調味料とは、醤油系と酢系のタレ。両方とも試してみたが、何もつけずにそのまま食べるのがいちばんおいしいと思った。あ、「らーめん零」と交互に食べていて、最後のひと口は少量のスープをかけて食べたけど、和風ダシの旨みが加わって旨かったなー。

今回は塩味の「らーめん零」だったが、醤油や味噌との組み合わせはまた違った味わいになるだろう。それもまた「玉子焼きめし」の魅力なのだ。いやー、おいしかった! ご馳走様でした♪

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取材・撮影/永谷正樹

1969年愛知県生まれ。株式会社つむぐ代表。カメラマン兼ライターとして東海地方の食の情報を雑誌やwebメディアなどで発信。「チャーラー祭り」など食による地域活性化プロジェクトも手掛けている。

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永谷正樹
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