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気軽な雰囲気で確かな腕の中華を楽しむ『中国菜~道dao(ダオ)~』@谷中

ホテルの高級中華で腕を磨いて25年。独立は生まれ育った谷根千界隈で、と決めていた。中国語でダオと読む店名『道』は店主・張さんの名の1字でもあり、自分流の味で歩み始めた人生の“道”そのものでもあるのだろう。修業時代は広東料理が中心だったが、自身の店では枠にとらわれず幅広い手法を取り入れているそう。

麻婆豆腐~道~スタイル1500円

『中国菜~道dao(ダオ)~』麻婆豆腐~道~スタイル1500円 花椒で香りとシビレを効かせたヤミツキになる味。豆腐は一度塩茹ですることで型崩れを防ぐなど仕込みの手間を惜しまない。ランチは皿で提供

看板は麻婆豆腐。夜は土鍋で提供するそれは四川・漢源地方の最高級花椒を使うことで香り高く爽やかなシビレを際立たせており、辛みとコクが複雑に絡み合う奥深い味だ。大きな半月の餃子も人気。中華料理店を経営していた父の実家のレシピを受け継ぐもので、ニンニク不使用の餡はしっかり味が付いているからそのままでもばくばくイケる。丸々と太った広島の牡蠣を使う炒め物など味付けやソースの調合はさすが。その実力は味わうほどに納得するはず。

『中国菜~道dao(ダオ)~』オーナーシェフ:張道昌さん(中央)フロアマネージャー:海老根あゆみさん(左)スタッフ:涌井優羽さん(右) 張さんは京王プラザホテル「南園」出身

オーナーシェフ張道昌さん(中央)フロアマネージャー海老根あゆみさん(左)スタッフ涌井優羽さん(右):「おいしいと納得する味を提供するよう心掛けています」

『中国菜~道dao(ダオ)~』

[店名]『中国菜~道dao(ダオ)~』
[住所]東京都台東区谷中1-1-31池之端コーポII 1階
[電話]03-5834-7046
[営業時間]11時半~15時(14時半LO)、17時~21時(20時半LO)
[休日]月、隔週の日
[交通]地下鉄千代田線根津駅1番出口から徒歩5分

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酒、人、地元への愛があふれる下町の粋な店『谷中 酒喰 清太郎』@谷中
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