全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、1993(平成5)年創業、東京・千駄木の名店 『お好み焼処 小奈や』です。
至高の粉モンに、日本産ワインが寄り添う
ひと口、またひと口と箸が止まらぬまま思う。ああ、お好み焼ってこんなに軽やかな食べ物だったのか。とにかく生地がさくりふわりと旨い。初めての経験に驚き聞けば、空気を含ませることが肝要なのだと気さくな店主が教えてくれた。
ミックス1200円
キャベツは水分を抜くため前日に仕込み、サイズを大小に変えてカット。卵は卵白をメレンゲに、最後に山芋を加えることで絶妙の食感と味わいが生まれるそうだ。備え付けのピリッとスパイシーなどろソースを垂らせば気分はもう大阪。
そのまま「ビール!」と行きたいところだがここではワインに合わせるのがおすすめ。地元の酒屋さんの勧めで始めた日本産のナチュラルワインとの組み合わせは、これがまたソースの香りと軽い生地に相性抜群。香りが華やかに広がるのだ。どちらかといえば広島派の私だが、この店だけは関西派、万歳!
店主:山中 直幸さん、女将:智恵子さん「ワインに合う創作もんじゃもおすすめです!」
『お好み焼処 小奈や』
[店名]『お好み焼処 小奈や』
[住所]東京都文京区千駄木3-43-10トウトクビル1階
[電話]03-3822-2292
[営業時間]17時~23時、土・日・祝16時~22時
[休日]月
[交通]地下鉄千代田線千駄木駅2番出口から徒歩5分
※画像ギャラリーでは、自家製麺で作るモッチリ食感の創作炒麺の画像がご覧いただけます。
■おとなの週末2025年8月号は「キリッと旨い!夏こそ、焼酎」
撮影/浅沼ノア、取材/編集部 荒川友吾
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年5月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「『谷中ぎんざ』で昼飲みできる店5選! 名物の”いかせん”が絶品だった」では、谷根千で昼から楽しめるお店を紹介します。