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1970年の大阪万博の会場にも登場!

次にやってきた第2次ブームは1970年代。現在ちょうど、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の真っ只中ですが、1970(昭和45)年に大阪で開催された「日本万国博覧会」には、会期中6400万人を超える入場者があり、日本の歴史に残る大イベントとなりました。会場には、200台のソフトクリームフリーザーが設置されたそうです。当時、次々と建ち始めたスーパーマーケットや駅ビル、ショッピングセンターがソフトクリームの新しいマーケットとなり、ブームは日本全国に広がりました。

ついつい食べたくなってしまうソフトクリームを模した電飾看板(photoAC)

店員さんが、手に持ったコーンをクルクルと回しながら、機械から出てくるソフトクリームをコーンに乗せていく姿を見守りながら、出来上がりをドキドキしながら待っていた子供時代(1970年代)を思い出しました。当時は白いバニラのソフトクリームに、チョコレート、ストロベリーのフレーバーと、それらのミックスというのがメニューの定番。コーンもパフっとした食感のソフトタイプのものが主流でした。

個性的なご当地ソフトクリームが人気!

第3次ブームは1996(平成8)年ごろから。コンビニエンスストアで取り扱われるようになります。同時に、北海道の牧場自家製ソフトクリームが人気になり、地方の特産物を取り入れたご当地ソフトなども誕生して、現在のようなバラエティに富んだソフトクリームをいろいろと楽しむことができるようになっていきました。

これはびっくり!江ノ島にはシラスをふりかけたソフトクリームが!(photoAC)

2023年に金沢を旅した時のこと。一際目を引くソフトクリームの看板があり、思わず「食べるでしょ!」と思ったのが「金箔ソフト」でした。金沢は「金箔」が有名ですが、それをソフトクリームにペロンと乗せてしまうとは!もちろん金箔の味はしませんが、なんとも気分が上がる贅沢なソフトクリームでした。

金箔を1枚ペロンと乗せたなんとも豪華な金沢の金箔ソフト!(編集部撮影)
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おとなの週末Web編集部
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