×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

余ったジャガイモの皮を捨てずに工夫してつくったブラマンジェ

美智子さまは日頃から環境に気を遣われてきた。「食材は無駄にせず、ごみを出さないように」と話されていたという。自然環境に配慮することも怠らなかった。

美智子さまのお心を受けて、大膳も工夫を重ねていた。例えば、ジャガイモを丸く剥くと、当然、身のついた皮がたくさん出てしまう。これをなんとかできないだろうか。

そこで、ジャガイモの剥いた皮をミキサーにかけて濾し、沈殿したでんぷんをコーンスターチのように利用して、ブラマンジェをつくったのだ。これを、天皇陛下と美智子さまのお食事に宮内庁職員がお相伴した際に、

「余ったジャガイモの皮でつくったお菓子です」

といってお出ししたこともあった。きっと、甘くやさしい味のお菓子であったろう。

宮内庁提供
次のページ
洗剤を使わず環境にやさしい「アクリルたわし」をすすめる
icon-next-galary
icon-prev 1 2 3icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

関連キーワード

この記事のライター

高木 香織
高木 香織

高木 香織

おとなの自動車保険

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌『おとなの週末』。7月15日発売の8月号では、夏こそ飲みたい、キ…