ソウルフードにもなっている各地の丼
今では地域によって呼び名も具材もさまざまな「丼もの」があります。親子丼をつくる方法で鶏肉を用いずに調理した「玉子丼」、鶏肉を蒲鉾に代えた「木の葉丼」(関西地方)、鶏肉以外の肉を用いた「他人丼」、牛肉でつくる「開化丼」、鴨肉と鶏卵を使った「いとこ丼」、さらにはサケとイクラで「海鮮親子丼」などバラエティ豊富なメニューが楽しめます。
数あるご当地丼のなかでも、ソウルフードとして人気になっているのが、北海道の「勝手丼」と大分の「りゅうきゅう丼」です。
「勝手丼」は北海道の釧路和商市場で親しまれているどんぶりで、100円から400円で好みの量のご飯を購入し、市場を巡って好きな具材を好きなだけのせていき、オリジナルの海鮮丼を作ります。その名の通り自由で勝手なスタイルで人気です。
「りゅうきゅう丼」は、魚介類が豊富に獲れる大分県の郷土料理で、地元で獲れた新鮮な魚を醤油、酒、みりん、ごま、しょうがでつくるタレと和えて食べるどんぶりです。おもに漁師たちのまかない飯や保存食として食べられ、南部の沿岸地域から大分全域へと広がっていった。
8月5日は、親子丼や各地で親しまれているご当地丼を食べてみるのはいかがでしょうか。
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¥4,380(税込)
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¥5,400(税込)
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¥5,100(税込)
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¥5,280(税込)