「8月4日」。今日は何の日でしょう?答えは「箸の日」!
毎日使う「お箸」に感謝してつくられた記念日
8月4日は「は(8)し(4)」(箸)と読む語呂合わせから制定された「箸の日」です。日本ではこれを使わない日はないと言っても過言ではありません。時に私たちは「箸」に丁寧な表現をするときの「お」を付けて「お箸」と言いますが、そんな生活必需品の「お箸」に感謝する日です。
日本では、「箸は神様からいただいたもの」という考え方があります。割箸の商品数は業界一という藤本商會本店(名古屋市)では、愛知県豊橋市の龍拈寺(りゅうねんじ)に「箸塚」の石碑を建立し、30年以上にわたって使用済みとなった古いお箸を供養する「箸供養」を行っています。
東京都千代田区の日枝神社(ひえじんじゃ)では、毎年8月4日には、神前に長さ1メートルの大きな箸を供え、古い箸を焼いて供養する「箸供養祭」が行われるほか、島根県出雲市の万九千神社(まんくせんじんじゃ)神社や徳島県三好市の箸蔵寺(はしくらじ)などでも箸供養の行事が行われています。ものを大切にする心、森羅万象に神様が宿るという日本古来の信仰が、今もこのような形で残されているのでしょう。
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