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ラー博30周年では初代の味を三代目が復活

2024年3月6日からの新横浜ラーメン博物館30周年企画「あの銘店をもう一度」での出店は、店の75周年でもあり、原点回帰として、「らーめんの千草」がまだ「千草食堂」だった初代の頃の味を再現していただきました。

圭介さんにその理由を聞くと、「古い常連さんから、“あの頃のラーメンを味わいたい”という声が年々増えてきていて、初代の頃の味はどういうものなのか?」と、考えるようになったそうです。圭介さんは、初代の味を知るべく、二代目の勝さんや常連さんから初代の味について聞き、研究を重ねました。

「らーめんの千草」三代目店主の遠藤圭介さん。ラー博に出店した2004年当時は店長だった

圭介さんによると、「今の味が優しい味なのに対して、昔の味は今よりも輪郭のあるラーメンで、ほとんどの人がライスを頼んでいたそうです。つまり、ライスがほしくなる味わいだったことがわかりました」―と。

私もいただきましたが、これを三代目の圭介さんが作り上げたことに感動です。ラー博に出店していた2004年頃、店長だった圭介さんが授かったお子さんも今や20歳。先日、ラー博に来ていただいたのですが、感慨深いものがありました。今後が楽しみです。

チャーシューも鶏。醤油ダレで味付けされている

■らーめんの千草

[住所]岩手県久慈市二十八日町1丁目10

岩手県久慈市にある「らーめんの千草」。久慈市は朝ドラ『あまちゃん』のロケ地
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おとなの週末Web編集部
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