今も昔も人気になるのがCMソング
テレビが家庭に普及した昭和時代、わずか数秒のCMですが、その影響力は非常に大きいものでした。1975(昭和50)年、ヨドバシカメラ新宿西口本店の開店時に流れた「ヨドバシカメラの歌」(作詞:藤沢昭和、原曲:リパブリック讃歌)や「この木なんの木 気になる木……」という歌い出しと、枝を横に広げた大きな樹(通称日立の樹)の映像が印象的な日立グループの代表的CMソング(作詞:伊藤アキラ、作曲:小林亜星)は、今でもさらっと口ずさめてしまう人も少なくないはず。
さらに、大ヒットした有名アーティストたちの曲がCMの世界観をより深めるという相乗効果をもたらすCMもたくさん登場しました。資生堂「時間よ止まれ/矢沢永吉」、JR東海クリスマス・エクスプレス「クリスマス・イブ/山下達郎」、明治安田生命「言葉にできない/小田和正」など、挙げていったらキリがありません。
YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスが普及し、若者のテレビ離れがささやかれている現代でも、TVや動画サイトに流れるCMに使われる曲は人気になり、注目を浴びるという法則は健在のようです。
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