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日本茶とお酒のマリアージュに酔いしれる『お酒とお茶のBAR まつばやし』@荒木町

荒木町の住宅地に佇む、隠れ家のようなバー。洋酒だけでなく、店主の松林さんが厳選するお茶も味わえる。「まずはストレートで楽しんで」と急須で丁寧に淹れてもらったのは鹿児島・霧島の烏龍茶。華やかな香りにアッと驚く。そこに一杯のラムが差し出された。お茶とお酒で「割る」ではなく、「交互に飲む」のがおすすめだという。

紅茶べにふうき1300円・ウイスキー(アードベッグコリーヴレッカン)1700円 甘やかな和紅茶をスモーキーなウィスキーと合わせると、ぐっと香りが柔らかくなる。「70年代のボウモアのように華やかなイメージ」

ラムのスパイシーな香りと甘みを感じながら烏龍茶を口に含むと、花らしさが増幅し、新たな香りが生まれる。これは、大発見。国産の紅茶や煎茶もあるので、ぜひ様々なお酒と組み合わせたい。

実は、佐賀・嬉野の茶農家に生まれ育ったという店主。大のお酒好きが高じてオーセンティックバーで修業後、2022年に開店した。お茶屋を継いだ兄の姿に背中を押され、店でもお茶を淹れることに。お酒とのマリアージュはたまたま台所で発見したそう。「手元の杯に残っていたのを飲んだら相性抜群で」といたずらっぽく笑う。遊び心あるお茶の時間を、ぜひここで。

ヴィンテージものや希少なボトラーズが並ぶ

[店名]お酒とお茶のBAR まつばやし
[住所]東京都新宿区荒木町12-8 SeasonsResidence四谷三丁目S1号
[電話]03-4400-5842
[営業時間]15時~24時(土は〜22時)
[休日]日・祝、不定休あり
[交通]地下鉄丸ノ内線四谷三丁目駅4番出口から徒歩5分、地下鉄新宿線曙橋駅A4出口から徒歩7分

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小さな街にオープンしたあの名店が手がける新しい日本茶カフェ『SOUEN』@松陰神社前
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おとなの週末編集部
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