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安価なカラーテレビが生産されたきっかけ

初めて放映されたカラードラマは「赤い陣羽織」(1959年)、テレビアニメは「もぐらのアバンチュール」(1958年)。どちらも日本テレビの番組でしたが、まだ実験放送期間中だったため、実際に試聴できた人はごく少数に限られていました。一般の人が見られるようになった日本最初のカラーテレビアニメという意味では、1965(昭和40)年からフジテレビで放映された「ジャングル大帝」(原作:手塚治虫、制作:虫プロダクション)かもしれません。

そんな中、1964(昭和39)年の「東京オリンピック」をきっかけに状況が動きます。「開会式をカラーで見たい!」という国民の願いと、高度経済成長の好景気が後押しし、各メーカーが安価なカラーテレビの生産に乗り出し、お茶の間に浸透していったカラーテレビ。1973(昭和48)年にはカラーテレビの普及率が75%を超え、ついに白黒テレビと逆転しました。

画像の美しさをはじめますます進化するテレビ。地上波、BS、CSなどチャンネルも番組も自由に選べる時代。次はどんな夢の世界を見せてくれるでしょうか?

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おとなの週末Web編集部
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