全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・清澄白河のパフェとお菓子の店『Maison heureux(メゾンウル)』です。
旬を愛しみ、スパイスとハーブを重ねて
このパフェを食べて、驚いた。なんて美しいのだろうと。見た目も食べ心地も、その余韻さえ。作るのは、パフェの名店とフルーツサロンで腕を磨いた石内恵シェフ。
「農家さんが愛を持って育てた、その時一番おいしい果物を楽しんでもらいたい」と、2024年に開店したこの店では、とにかく旬を生かすことにこだわったという。パフェとかき氷をメインに供するのだが、レギュラーメニューはない。農家から届く果物ありき。だから、入荷状況で内容も発売時期も変わる。
西表島パイン/キャラメル/ハーブのパフェ 3260円

たとえば西表島パイン/キャラメル/ハーブのパフェは、西表島のスナックパインとピーチパインが主役だ。パインの爽やかな甘さに満たされつつ、時差で現れるのは、マジョラムやローズマリーの香り。加えて、キャラメルジェラートや潜ませたコリアンダーシードなどが香ばしさと食感の変化を与える。そう、スパイスやハーブを印象的に効かせるのが石内スタイルでもある。
下層部は「サラダっぽくしたくて」と、パインをマリネし、果実感にレモンやトマトが響き合う設計に。そのきれいな調和と味わいの品のよさよ。ドリンクとのペアリングもセンス抜群でたまらない。
シェフパティシエ:石内恵さん「旬を映したパフェをお楽しみください」
清澄白河『Maison heureux(メゾンウル)』
[店名]『Maison heureux(メゾンウル)』
[住所]東京都江東区白河2-14-2 白河レーベル1階
[電話]03-4400-2064
[営業時間]12時~18時(17時LO)※かき氷の提供は不定期
[休日]日・月
[交通]地下鉄半蔵門線清澄白河駅B2出口から徒歩2分
※画像ギャラリーでは、まん丸フォルムが可愛らしい「かき氷」の画像をご覧いただけます。
■おとなの週末2025年11月号は「頬張る幸せ 口福寿司」
撮影/西崎進也、取材/飯田かおる
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年8月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「東京・横浜の絶品アイススイーツの店4選!メロンがたっぷりのった甘いおやつ」では、心も舌も満たされる、絶対満足できるアイスデザートなどをご紹介します。






