奇跡が起きた!お店の人も『かとうや』の大ファンだった
奇跡が起きました。付け合わせの、「氷頭(ひず)なます(鮭の軟骨を酢漬けにしたもの)」も絶妙な味わいで旨い。茶碗蒸しやあら汁にも大満足して会計の時間です。
お店の女性に「久しぶりに食べましたがとっても美味しかったです」と伝えたところ、「いつごろいらしてましたか?」、「震災の前です。今はお店を閉めたようですが、『かとうや』でよく食べていました」、「そうなんですか、私も『かとうや』さんの大ファンでした。お蕎麦もラーメンも美味しかったですね」、と思いがけず会話がつながりました。
こんなに嬉しい『かとうや』との邂逅があるとは。幾多の困難にもめげず、人と食のエピソードは語り継がれます。
「特製はらこめし膳」はボリュームが凄い!有名レストラン『田園 亘理店』
では、亘理でもう1軒、同地の有名なレストラン『田園 亘理店』にご案内しましょう。秋はもちろん「はらこめし(同店のメニュー表記)」、冬になると「ほっきめし」や「かきめし」、夏は「あなごめし」などメニューは豊富で、老若男女楽しめるお店です。
普段から腹八分目を心がけている筆者ですが、「はらこ飯は別腹」とばかり頂いたのは「特製はらこめし膳」。刺身や天ぷらもついて凄いボリュームです。もちろん夜は何も食べませんでした(笑)。
秋は「はらこ飯」が人気、仙台市内の居酒屋『どん亭』
最後に仙台市内で「はらこ飯」を食べられるお店をご紹介します。仙台市交通局東西線の「大町西公園」駅から徒歩5分にある『どん亭』(青葉区大町)です。仙台駅からでも30分以内で歩けるほどの場所にあります。仙台駅とは反対方向に10分も歩けば、広瀬川が流れています。各種定食からお寿司まで幅広い食事がある居酒屋ですが、秋は「はらこ飯」が人気です。
ご紹介した3店の味の傾向を記すと、『魚屋hide』だけサケが照り焼き風に表面がツヤっており、触感もパリっとした感じです。サケを煮た後焼いているのでしょうか。ほか2店は煮たままのサケのようです。器も盛り付け方も味もお店それぞれ。こんな楽しい「はらこ飯」ワールドにぜひ皆さまもどっぷり浸かってはいかがでしょうか。
以上、筆者は1日3回食べてもいい(笑)「はらこ飯」のご紹介でした。