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【コラム1】このレバニラに反対の賛成なのだ

41歳の春だから〜♪1975年に放送された『元祖バカボン』の第10話からのエンディング曲『元祖天才バカボンの春』でその年齢を明かしたバカボンパパ。そこから50年代半ばにパパは大学生だったことがわかる。

そしてパパは、都の西北、早稲田の隣〜♪という歌詞で始まるバカ田大学出身で、大好物はレバニラ炒めだ。ということは50年代、早稲田周辺でレバニラ炒めを「こんなにおいしいレバニラは反対の賛成なのだ!」とか言って食べていたに違いない。

調べてみると早稲田周辺には今なお営業を続けている老舗中華が何軒もある。たとえば創業70年を超える店の「レバニラ炒め」1100円。

「レバニラ炒め」1100円

「レバニラ炒め」1100円

香ばしく炒められたレバーは臭みなく濃厚な旨みと風味。たっぷりのにらともやしにもぴったり。鼻毛を揺らすパパの勇姿に思いを馳せながら早稲田で食べるレバニラは最高なのだ!

【コラム2】早稲田散策で映画やアニメの聖地巡礼を

聖地巡礼スポットが多いのも早稲田の特徴だ。

映画『就職戦線以上なし』で織田裕二らが通っていたのは早稲田大学社会科学部。会長にまで上り詰めた『島耕作シリーズ』の島耕作は法学部で、『サザエさん』のマスオさんは商学部だそう。

歌ではやはりかぐや姫の『神田川』。作詞家・喜多條忠氏の体験を元にして書かれたもので、末広橋界隈が舞台。

末広橋界隈

末広橋界隈

そして赤い手拭いをマフラーにして通ったのは「安兵衛湯」と言われているが残念なことに今はもうなく、マンションが建っているそうだ。

近年では、アニメ『冴えない彼女の育て方』。ヒロイン・加藤恵と主人公・安芸倫也が出会うのは、神田川を超えた先にある目白通りにつながる急な坂道「のぞき坂」だそう。

早稲田散策は映画や歌、アニメの聖地巡礼にもなっている。

撮影/浅沼ノア、取材/菜々山いく子

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※月刊情報誌『おとなの週末』2025年10月号発売時点の情報です。

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