居酒屋だけど“フレンチ”のギャップ萌え『新橋工(しんばしたくみ)』@新橋
ここは一見すれば、ビジネスマンでにぎわうごく普通の大衆酒場。でもメニューには、フレンチの気配をチラリと忍ばせている。
店主の中安工さんは、本場で腕を磨いたフレンチの料理人。庶民的な店をやりたかったというが、最近は「またフレンチも作りたくなって」と笑う。
焼きとんに交じって、パテや牛ほほ肉の赤ワイン煮をさらりと紛れ混ませているのだ。そのギャップが、食いしん坊の心をざわつかせる。秋になると、ここにきのこが加わる。
本日のサブレ(1個)748円
香茸のクリームをのせたサブレは「これはフレンチ?」と目を疑う美しさ。サクサクの生地にコンテチーズの深み、そして香茸の妖艶な香り。ひと口でパクっといけばもはや昇天もの。
舞茸をソースにしたささみも見逃せない。こんな高度な大衆酒場、他にある?
店主:中安工さん「ワイン、日本酒、ハイボールなど好きに楽しんで」
[店名]『新橋工(しんばしたくみ)』
[住所]東京都港区新橋4-20-8フジビルB1階
[電話]03-3578-1333
[営業時間]17時~22時40分(21時半LO)、土:17時~22時(21時LO)
[休日]日・祝
[交通]JR山手線ほか新橋駅烏森口から徒歩3分




