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椎茸と鴨の出合いに旨み深まる『和創作太(た)』@目黒

日本の秋を満喫するのなら、和のコースに身を委ねてしまうのもいいだろう。駅前ビルの飲食街に暖簾を出して約20年。料理は潔く、会席仕立てにしたおまかせの1本だ。

コースの序盤にやってくるのが目にも鮮やかな前菜の皿。秋鮭と冬瓜にあしらった、青レモン入りの黄身酢が爽やかで、ほんのり甘い赤ピーマンのムースで舌を整えつつ、菊花寿司にも箸を伸ばす。

ひと口で収まってしまう小さな肴たちの集まりに気分が盛り上がったところで登場するのが「どんこ椎茸と愛知鴨のメンチカツ」。

おまかせコース8200円

『和創作 太(た)』おまかせコース 8200円より、どんこ椎茸と愛知鴨のメンチカツ 黒こしょう風味 肉厚などんこからあふれるエキスと鴨肉の風味が咀嚼のたびに混じり合う

ガブっとやれば椎茸と鴨肉のふたつの旨み要素が響き合い、タネに練り込んだ黒胡椒ペーストとレンコンで香りも食感も立体的だ。

続く料理も秋満載!酒はひやおろしでも添えて、ゆるゆるこの夜長を楽しむとしよう。

『和創作 太(た)』店主 柴太一さん

店主:柴太一さん「日本酒もたくさん揃えていますよ」

『和創作 太(た)』

[店名]『和創作太(た)』
[住所]東京都品川区上大崎2-26-5メグロードビル地下1階
[電話]03-3779-0002
[営業時間]12時~14時半(土のみ)、17時~23時半(22時LO)
[休日]日・月
[交通]JR山手線目黒駅西口から徒歩1分

撮影/西崎進也(池袋寅箱、新橋工)、小島昇(根津たけもと、太)、取材/岡本ジュン(池袋寅箱、新橋工)、井島加恵(根津たけもと)、菜々山いく子(太)

2025年11月号

おとなの週末2025年12月号は「冬の温蕎麦」

『おとなの週末』2025年12月号

月刊情報誌『おとなの週末』2025年11月号発売時点の情報です。

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