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煮て良し、焼き良し、揚げて良し。なんなら生も良し。な万能食材きのこのおいしい季節がやって来ました。和洋中とジャンルを問わず重宝される味わい深さとその種類の豊富さにあなたもきっと夢中になるはず。都内でこの秋食べたい天然きのこにこだわった渾身のひと皿をいただけるお店から、1年を通していつでも様々な種類のきのこを楽しめるお店まで、バッチリ探して参りました!きのこ×和食のお店を厳選してご紹介します。

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半端ないきのこ愛が個性的な料理を生む『池袋寅箱』@池袋

「去年、天然きのこを食べてそのうまさに感動しちゃって」と笑う店長の森田真実さんは、そこからきのこ料理の研究熱に火がついた。

試作品を常連に味見してもらうこともしばしば。巡って来た今年のシーズンを誰よりも楽しみにしているのはやっぱり本人だろう。

「一年やってみて、だいぶ見えてきました」というが、天然ものだけに仕入れは読めない。だからこそ料理は臨機応変。その姿勢がまた魅力的なのだ。

和ポルチーニとチーズの茶わん蒸し650円、自家製なめたけ600円、日本酒(徳利)1100円~

『池袋寅箱』(手前)和ポルチーニとチーズの茶わん蒸し 650円 (奥)自家製なめたけ 600円 (ドリンク)日本酒(徳利) 1100円~ 香り系のアカヤマドリダケなどを餡にした茶わん蒸しは、華やかな香りにうっとり。試行錯誤で進化を続けているというナメタケもよい酒のアテだ

きのこあんをのせた茶わん蒸しは、立ちのぼる香りだけで「やられた」と思うし、乾燥とフレッシュの合わせ技で引き出す濃厚なダシ椀は、ひと口で思わず笑ってしまった。

そもそもここはジビエや鰻も得意な“旨いもん居酒屋”。そこに天然きのこまで加わったら、無敵というしかないじゃないの。

『池袋寅箱』店長 森田真実さん

店長:森田真実さん「きのこと合う日本酒も揃えてますよ」

『池袋寅箱』

[店名]『池袋寅箱』
[住所]東京都豊島区池袋2-69-3メゾン玉城1階
[電話]03-6907-0017
[営業時間]17時~24時(23時LO)、日・祝:17時~23時(22時LO)
[休日]不定休
[交通]JRほか池袋駅西口から徒歩10分

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食材のおいしさを引き出す技に唸る『根津たけもと』@根津
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