【2025年6月OPEN!】蕎麦のおいしさを再発見する土日限定の蕎麦屋『手打蕎麦nobu』@高田馬場
感動を呼ぶ蕎麦との出合いは時に人生を変えることがあるもの。店主の藤井信勝さんの場合。端的に説明すると、こうだ。会社員時代に巣鴨「手打そば菊谷」の蕎麦を食べてその奥深さに感銘を受け、弟子入り志願。ダブルワーカーで7年の修業後、満を持して独立した――。
仕事で長く在宅医療に関わる中で禅に感心を持つようになり、「蕎麦を味わうには静かな環境・姿勢・呼吸が大事で、禅の精神と共通する部分がある」と蕎麦を仕事にしようと決めたんだとか。
さて名店仕込みの味はといえば。看板は産地の異なる2種を食べ比べする「利き蕎麦」だ。使う粉は各地の在来種や熟成物などその時で変わり、味のバランスを考えて打ちわける。
きのこスペシャル2025・1950円
黒マイタケの天ぷらが存在感を放つ温蕎麦は新メニュー。キノコたっぷりの滋味と枕崎の本枯節を用いたツユが味わい深く、啜れば日々の疲れもゆるゆるとほどけていきそう。
「蕎麦屋の空間でご自身と向き合う時間を過ごしてほしい」と藤井信勝さん。
心も整う、気持ちのいい店だ。
店主:藤井信勝さん「お客様が主人公で蕎麦のある空間を楽しんでください」
[店名]『手打蕎麦nobu』
[住所]東京都新宿区高田馬場2-10-9戸蒔ビル1階
[電話]03-5273-8007
[営業時間]土日のみ11時~14時半LO、17時~20時LO
[休日]月~金・祝
[交通]地下鉄東西線高田馬場駅7番出口から徒歩3分・JR高田馬場駅早稲田口から徒歩6分




