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【2025年4月OPEN!】日々奮闘中のやさしい蕎麦の味と家庭料理が人気『手打そば凛太郎』@荻窪

まだまだ女性の職人が少ない蕎麦業界において、開業半年ながら早くも連日完売の人気店を営むのが蕎麦職人で女将の吉村絵里奈さんだ。銀座で厳しい修業を積み、ようやく構えた念願の店は温かく家庭的な雰囲気。師匠の味や実家のお母さんのレシピで作るつまみも多彩に揃う。

となればまずは一杯、昼からお酒を楽しむ人も多いそう。目指すは「気取らない店」、「老若男女に愛される味」。上質な国産素材にこだわり、毎日石臼で自家製粉する蕎麦は力任せでなくやさしくこねて打つとかで、その姿は凛として端正だ。

キノコそば1000円

『手打そば 凛太郎』キノコそば 1000円 取材時の蕎麦は北海道摩周産。キノコたっぷりの蕎麦は本枯節とサバ節の他に利尻昆布などのダシを使う。10日以上寝かせたかえしは継ぎ足し。白ザラメでコクを出す

適度なコシもあり、親しみやすい味わいは彼女のお人柄のよう。と感心していると「女性ならではの繊細な味と言われます。蕎麦は心の鏡。その時の心身の状態が出来映えに反映するので気を付けてます!」と愛嬌たっぷりに笑う。

「江戸時代から蕎麦は庶民の食べ物。お腹いっぱい食べてほしい」と量も満足の120g。

よりおいしい味を提供するためダシの配合など日々研究中とか。今度も楽しみな店だ。

『手打そば 凛太郎』店主 吉村絵里奈さん

店主:吉村絵里奈さん「お客様の温かい支えが仕事の原動力になっています」

『手打そば 凛太郎』

[店名]『手打そば凛太郎』
[住所]東京都杉並区荻窪天沼3-6-21舟木ビル1階
[電話]非公開
[営業時間]11時~蕎麦が無くなり次第終了
[休日]月・火、他不定休あり
[交通]JR中央線ほか荻窪駅北口から徒歩5分

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【2025年6月OPEN!】蕎麦と向き合い美味を追求する名店の新たな挑戦『手打蕎麦よしみや』@祖師ヶ谷大蔵
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『おとなの週末』編集部
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