蕎麦を味わい随所に感じる江戸の「粋」『蕎麦切 砥喜和』@赤羽橋
江戸時代、武家屋敷が建ち並んだという旧三田綱町の一角に佇む。『暗闇坂 宮下麻布』などを展開する、(株)僖成が営む蕎麦店だ。街並みに溶け込む高級感のある店構えながら、店内はくつろげる雰囲気。
「蕎麦屋は江戸時代、気軽に飲める場でもありました。お客様には肩ひじ張らずに食事を楽しんでいただきたい」と広報の大沢宏一郎さん。
現在の蕎麦の品種は食感や香りがよく、ルチンを多く含む「キタミツキ」。ツユは「どこにも負けないくらい辛口」を目指し、みりんではなく熊本産「赤酒」を使う。豊かな蕎麦の風味と、キリッとしたツユがよく合う。
和食グループとあって蕎麦前の豊富さも自慢。
蕎麦がき田楽990円、鰊の旨煮880円、北雪純米1150円
人気のかき揚げは、繊細な衣と香ばしい小エビがたまらない。オリジナルの「蕎麦刺し」は塩麹かわさび醤油でいただく。蕎麦切とも蕎麦がきとも違う、蕎麦の新たな味わいだ。
[店名]『蕎麦切 砥喜和』
[住所]東京都港区三田2-6-13コート三田1階
[電話]03-6435-2178
[営業時間]11時半~14時、17時~22時(土・日:~21時)
[休日]月
[交通]都営大江戸線赤羽橋駅赤羽橋口から徒歩6分



