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ディーゼル+4WDは最強

デリカスターワゴンのエンジンは2476ccの直4SOHCディーゼルターボ(85ps)と1997cc、直4SOHCガソリン(91ps)の2種類。デビュー時のトランスミッションはガソリンは5MTと4AT、ディーゼルターボは5MTのみとなっていたが、1988年にディーゼルに待望の4ATが追加された。ディーゼル+4AT+4WDはイージーにオフロード走行ができると新たなユーザーを獲得した。

搭載される4WDはロー/ハイが切り替えられるトランスファーを装備したパートタイム方式。2H(後輪駆動)、4H、4L(大きなトルクが必要な場面で使用)が自在に操ることで走れない路面などなかった。

どんな路面状況でも優れた走破性を持っていた

乗り心地とオフロード性能を両立

シャシー面では2代目デリカスターワゴンのサスペンションはフロントが設置性に優れたダブルウィッシュボーンで、リアが大きな入力にも耐えるタフなリーフリジットという組み合わせ。4WD車のリアは、リーフの位置をアクスルの上に配置。これは4WD性能の向上にも大きく貢献。

ダブルウィッシュボーンを採用したことで乗り心地も大幅に向上し、オフロードをガンガン走れるだけでなく、多人数乗車の1BOXとしての快適性も追求していた。乗り心地とオフロード性能を両立した当時の最強モデルだった。

4WDを初搭載したのは初代だが、大きな進化による万能性により4WDを大衆に周知させたのは間違いなく2代目だ。4WDをマニアだけでなく一般ユーザーにも広めたという点ではレオーネ、初代パジェロもかすむ。

こちらはマイチェン後の後期モデルのフロントマスク。ローのみプロジェクター

上級モデルには回転シートも用意

インテリアは特に凝ったデザインというわけではないがより乗用車的になった。視認性、操作性とも優れたオーソドックスなタイプだが無骨さはない。シフトレバーとトランスファーのレバーが並んでいるのがタダモノではない雰囲気を醸し出している。

特にデザインコンシャスではないが使いやすい操作系もポイント

上級モデルの2列目は独立したキャプテンシートを採用し、回転対座が可能となり、現代のミニバンに通じる機能が与えられていた。

2240mmという現代の軽自動車よりも短いホイールベースながら、快適な室内空間を実現。同じ4WDでオフロードを走れるパジェロとの最大の違いで、このミニバンとSUVのクロスオーバーというコンセプトは現行のデリカD:5にもつけ継がれている。

1BOXとしての快適性も追求して回転対座も用意
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スキー場の主役
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市原 信幸
市原 信幸

市原 信幸

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