蔵を巡り、最後に味わう「久保田」という一杯
定番から新境地まで広がるラインナップ
仕込みの現場を巡ったあと、一行は試飲のテーブルを囲んだ。
山「僕は毎日晩酌しますよ。『千寿』なら根菜の煮物とか、優しい味と合わせたくなる」
マ「料理を邪魔しないのに、飲むたびにちゃんとおいしい酒ですね」
門「『久保田 純米大吟醸』も、旨みと酸のバランスがきれいで、だしのきいた和食と合わせたくなる端正さがあります」

グラスに注がれた「萬寿」は久保田が目指す”もう一段上”の一本。
マ「旨みの厚みがありながら、後味は驚くほどきれいに切れていく」
門「華やかな香りと複雑な味わい。余韻まで美しい贅沢な一本ですね」

そして、ふたりが太鼓判を押したのが「萬寿 自社酵母仕込」。
マ「同じ萬寿でも表現が違う。久保田が進化している理由がわかる」
門「重層的で複雑。ミネラル感すら感じるエレガントな味わいです」
続いて、1月限定出荷の「千寿 吟醸生原酒」も。
マ「フレッシュでフルーティーだけど、アルコール19%と力強い」
門「『千寿 純米吟醸』は昼食時に雪を眺めながら味わいました。繊細な香りが雪の降る様子とシンクロし、記憶に美しく刻まれましたね」
大「面白い飲み方で、“燗ロック”もおすすめです。温めたお酒にブロック氷を入れる。時間とともに味わいがほどけていきます。ビターチョコレートなんかも合いますよ」
門「温度の変化で表情が変わるのも日本酒ならではの愉しみですね」
山「先日、渋谷で開催したイベントでは若い方の反響も大きかった。『久保田 スパークリング』のような爽やかな一本や、蒸留酒『KUBOTA GIN』といった新しい表現にも挑戦しています」
大「変えていくものと、守るもの。その両方があって、久保田は続いていくんだと思います」
グラスの向こうに、次の一杯の景色が見えてきた。




