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蔵を巡り、最後に味わう「久保田」という一杯

定番から新境地まで広がるラインナップ

仕込みの現場を巡ったあと、一行は試飲のテーブルを囲んだ。

マッキー牧元さんと門脇はグラスを重ねながら、「千寿」「萬寿」をはじめ多彩な銘柄を酌み交わしながら、料理との相性や味わいについて語り合った

「僕は毎日晩酌しますよ。『千寿』なら根菜の煮物とか、優しい味と合わせたくなる」

「料理を邪魔しないのに、飲むたびにちゃんとおいしい酒ですね」

「『久保田 純米大吟醸』も、旨みと酸のバランスがきれいで、だしのきいた和食と合わせたくなる端正さがあります」

朝日蔵 杜氏 山賀基良さん 1965年、新潟県小千谷市生まれ。1985年に朝日酒造入社、朝日蔵で一貫して醸造に携わる。2012年より朝日蔵杜氏。全国新酒鑑評会金賞(2023)、関東信越国税局酒類鑑評会優秀賞(2024)受賞。「高みを目指し一滴の品格を磨きます」

グラスに注がれた「萬寿」は久保田が目指す”もう一段上”の一本。

「旨みの厚みがありながら、後味は驚くほどきれいに切れていく」

「華やかな香りと複雑な味わい。余韻まで美しい贅沢な一本ですね」

松籟蔵 杜氏 大橋良策さん 1968年、新潟県長岡市生まれ。1989年に朝日酒造入社、製造部醸造課で酒造りに携わる。2016年夏より松籟蔵杜氏。全国新酒鑑評会金賞(2017)、関東信越国税局酒類鑑評会優秀賞(2023)受賞。「派手さよりもブレない一杯を守りたい」

そして、ふたりが太鼓判を押したのが「萬寿 自社酵母仕込」。

「同じ萬寿でも表現が違う。久保田が進化している理由がわかる」

「重層的で複雑。ミネラル感すら感じるエレガントな味わいです」

蔵で味わう「久保田」は、繊細な香りと澄んだ旨みがゆっくりと広がり、舌と心にじわりと染み入ってくる

続いて、1月限定出荷の「千寿 吟醸生原酒」も。

「フレッシュでフルーティーだけど、アルコール19%と力強い」

「『千寿 純米吟醸』は昼食時に雪を眺めながら味わいました。繊細な香りが雪の降る様子とシンクロし、記憶に美しく刻まれましたね」

「面白い飲み方で、“燗ロック”もおすすめです。温めたお酒にブロック氷を入れる。時間とともに味わいがほどけていきます。ビターチョコレートなんかも合いますよ」

右から、久保田 萬寿 自社酵母仕込、久保田 純米大吟醸、久保田 千寿 吟醸生原酒、久保田 千寿 純米吟醸、久保田 スパークリング

「温度の変化で表情が変わるのも日本酒ならではの愉しみですね」

「先日、渋谷で開催したイベントでは若い方の反響も大きかった。『久保田 スパークリング』のような爽やかな一本や、蒸留酒『KUBOTA GIN』といった新しい表現にも挑戦しています」

「変えていくものと、守るもの。その両方があって、久保田は続いていくんだと思います」

グラスの向こうに、次の一杯の景色が見えてきた。

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マッキー牧元さん・門脇が語る「久保田」の魅力とは?
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『おとなの週末』編集部
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