池波正太郎も通った店の、ホタテ香る極上シウマイ
最後は、昭和の文豪・池波正太郎(1923年~90年)も愛したと言われる『清風楼(せいふうろう、横浜市中区)』の「シウマイ」です。
シューマイって、なんであんなに美味しいんでしょ。個人的にはやはり「ホタテ」の甘みが決め手だと思っています。同店の「シウマイ」は、肉がぎっしり詰まっていて、かぶりつくと肉汁があふれ、ホタテの旨みが一気に広がって、口の中を駆け抜けていきます。いや-、実に旨い。他にも「上炒飯(チャーハン)」や「上雲呑(ワンタン)」が有名です。どれも量が多いので、いろいろ食べたい方は2〜3人で訪問されることをおすすめします。
なお、同店では店内の写真撮影はNGとのこと。残念ながら外観写真のみご紹介します。百聞は一見(一食)に如かず。ぜひ「清風楼」で、文豪が愛した極上の「シウマイ」をお試しください。
今日は横浜中華街で、「推しの一品」がある名店を3軒ご紹介しました。中華街の歴史は1859年の横浜開港当時にさかのぼります。居留地の一角には、広東省出身者らを中心とした華僑の人々が集まり、中国人街ができました。広東料理のお店が多いのも、こうした背景があるからかもしれません。以来、160年余年。先日訪れた際も、インバウンドの方々や修学旅行の中高生で道はにぎわい、めちゃくちゃ活気にあふれていました。歴史が育んだチャイナタウンの「推しの一品」。次回も3軒ご紹介します。どうぞご期待ください。
文・写真/十朱伸吾
おとなの週末Web専属ライター。全国のご当地グルメを求めて40年余。2013年には、“47都道府県食べ歩き”を達成した。訪れた飲食店は1万軒をゆうに超える。旅と食とお酒をこよなく愛するオプチミスト。特にビールには一家言あり。競馬と写真とゴルフも趣味。週1の自転車ツーリングとサウナでダイエットにも成功した。好きな言葉は「発想力は移動時間に比例する」。









