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今後注目すべきは”じゃない方”の日本橋

菜「へええ、小伝馬町、断然行ってみたくなった。じゃあ、続いては私。兜町と茅場町を担当したよ」

池「兜町ってそんなに店あったっけ?」

菜「実は私もそんなイメージで行ってみたら度肝を抜かれたよね。再開発によって元銀行だった歴史ある建物の中には、オシャレなカフェや飲食店が入っていてさ。ここは丸ノ内!?って思った」

戎「しかも、朝からオープンしているビリ”アニ”専門店の『南印度洋行』に、アジアの要素も持たせた中華の『可視化飯店』などなど。さらにビールではアメリカとスウェーデンのブルワリーが店を構えていて、徒歩3〜4分の狭いエリアに世界の味が大集結。なかなかこんな街ないですよね」

『南印度洋行 兜町1号店』モーニングビリアニ500円、南インドトースト350円

『南印度洋行 兜町1号店』(手前)モーニングビリアニ 500円 朝用はスパイス感をやや軽めにして優しい味わいに(奥)南インドトースト 350円 刻んだ青唐辛子入りの卵液に浸してからバターでグリル。ピリッとした刺激が後を引く どちらも11時まで

菜「朝から夜までずっと楽しめると思うよ。昔の兜町しか知らない人にこそ、ぜひ行ってみてほしい。絶対にびっくりするから!」

【兜町担当・編集戎の楽しみ方】徒歩数分で巡れる極狭エリアに各国グルメが集結朝から晩まで食すべし

肥「へええ。じゃあ茅場町の方は?」

菜「ご存知のように繁華街っていうかビジネス街の色が強くて、日本橋や人形町に比べたら、圧倒的に飲食店の数が少ないんだ。最初はどうしたもんかと頭を抱えたけど、地道にリサーチしたら、この店を目指して茅場町に来たいって思える5軒を発掘した!」

岡「お、自信満々だね」

菜「そうなの、聞いて!まずは『ミナト』。豚モツ嫌いな私も虜にした店。特に苦手なレバーだって、この店の串を食べた瞬間、惚れたよ。臭みなんてゼロ。自分史上ダントツ過去イチだった」

戎「そうそう、それに実は茅場町ってワイン勢もかなり強いんですよ。『Maripol』の料理も抜群でしたね。すんごい手間ひまかけて作っているのに、値段は良心的。ここは期待の新店です」

菜「あと『かめじま商店』のレバームースも忘れられない味。このひと皿でボトル1本飲める!」

戎「それに『鳥久』はミャンマー人のスタッフさんががんばる姿に元気をもらえました。こんな時代だからこそ、いろいろ考えさせられました」

【茅場町担当・ライター菜々山の楽しみ方】ビジネス街の通りに点在する少数精鋭の絶品店を探すべし

岡「ほうほう。じゃあ、そろそろ私のターンね。担当は自宅からも近い浜町。あ、地味って思ったでしょ!?」

肥「ぶっちゃけ、そうね(笑)。ほぼ行ったことないもん」

岡「(広義の)日本橋の中では、いちばんの住宅街だからね。古いお店は意外と少なくて、隣り合う清澄白河からの流れで、オシャレエリアと繋がっていくという話も地元住民の中でまことしやかにささやかれたりする(笑)」

池「へええ。さすがご近所」

岡「印象深かったのが百年以上日本橋周辺で暮らす、佐藤家4代が手がけるブックカフェ兼オープンオフィスの『STUDY』。浜町は歴史の中に自由で大らかなスピリットがあるみたい」

『STUDY』

『STUDY(スタディ)』店内はフリーWi-Fiや電源も使える

菜「小伝馬町といい浜町といい、王道じゃない方の日本橋もこれからますます注目が集まりそう〜」

戎「そもそも日本橋は商人の街。エネルギッシュな気質もそこかしこに感じました。江戸から続く老舗もあり、実力確かな新店も続々と。僕が好きな言葉”変わらずに変わる”を体現している街だから、いつの時代も人を惹きつけるんでしょうね」

【浜町担当・ライター岡本の楽しみ方】新旧交わる住宅街伝統と歴史の中の自由なスピリットが街をもっと面白くする

文/菜々山いく子、撮影/小島昇(吉野鮨本店)、西崎進也(おばんざい三貴、STUDY)、大西陽(南印度洋行)

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

※画像ギャラリーでは、日本橋にある絶品グルメの店を画像でご覧いただけます。

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