今もっともアツい女子プロレスラーのひとり、ウナギ・サヤカ選手が、日本各地のおいしいお取り寄せを、ウナギ選手の決め台詞「お前を査定してやるよ」の通り、査定する本連載。第9回目となる今回は、イカの町・佐賀県呼子の「いかしゅうまい」を査定します。
“極彩色に翔ける傾奇者”が「いかしゅうまい」を査定!
国内外、男女問わず試合を繰り広げるだけでなく、『SASUKE』の出場、「エガちゃんねる」の出演、そして写真集『極彩人』の発売と幅広く活動。さらに、2024年1月7日に後楽園ホールで行われた自主興行では、1230人超満員札止めを記録した。今、ノリに乗りまくっているウナギ選手が今宵もニッポンのうまいもんを査定する。
イカの町からやってきた、味な“刺客”
編集E「ウナギ選手、今回は焼売をお持ちしました。といっても、お肉ではなく、イカの焼売でございます。佐賀県は『呼子萬坊』さんの『いかしゅうまい』です」
ウナギ「この商品、九州土産で買ったことがあるぞ!」
編集E「そうでしたか! ご存知のものを査定いただくことになり、申し訳ありません。それは1985年の発売以後、人気を集め、今では年間100万箱を売り上げる商品とあれば、目に触れることもありましょう」
ウナギ「まあ、焼売が好きだから全く問題ない。新幹線に乗るときの弁当は崎陽軒の『シウマイ弁当』を食べるし、神戸の南京町にある『老祥記』の焼売もめちゃくちゃ好きだからな」
編集E「そこまで焼売好きだったとは!」
ウナギ「でも、『呼子萬坊』の『いかしゅうまい』がここまでの人気商品だとは知らなかった。気分を改めて、『いかしゅうまい』査定してやるよ!」
編集E「ありがたきお言葉。恐れ入ります」
佐賀県唐津市にある“イカの町”呼子。その地の名物として親しまれている「いかしゅうまい」は、海中レストラン『萬坊』の調理場が発祥。和食の「しんじょ」から着想を得ている。
素材は、国産のイカを使用。上身だけを使って、甘みと旨みを存分に引き出している。また、すり身と切り身を混ぜることで、イカのプリプリとした弾力が活かされ、食感のアクセントになっている。
イカのほかにも素材にこだわりあり。卵は契約養鶏場のもので、生地に練り込んでいる玉ねぎは産地限定で育てられたもの。そして、塩は対馬暖流から生まれた海塩「一の塩」。ほのかな甘みと奥行きのある旨みを押し上げている。
生地はとても柔らかくデリケート。蒸し上げたときのふっくらとした食感を出すべく手作業で成形している。外側のふわふわとした皮も手作業。ワンタンの皮を細かく刻み、外側に付けている。
こうしてできあがった「いかしゅうまい」は冷凍便で到着。作り置きせず、保存料不使用の上、真空冷却器を使用して素早く冷却しているため、できたての味が届く。
そんなこだわり尽くしの「いかしゅうまい」にどういう査定が下るのか。いざ、尋常に! 実食!!