冷たい麺で満腹&クールダウンは捨てがたい。しかし、啜るごとに刺激が口中を駆け巡り、額に汗して頬張る辛い麺も暑い夏にこそ食べたい一品だ。今回は辛さレベル3~5の中から厳選して、クセになる独自の辛旨麺を集めました!
【辛さ★4】70年前から変わらぬ味を貫く老舗中華の一杯『味芳斎(みほうさい)支店』@大門
「当時、日本人は辛さに慣れてなかったから、全く人気がなかったそうですよ」と3代目の慶太さん。それが湖南料理を主にした老舗が創業から70年近く作り続ける一杯だ。
牛肉麺1600円(平日ランチ)(土・祝ランチ、ディナーは2000円)

鶏や豚のガラを炊いた清湯スープのシンプルな中華そばにのるのはコメカミや頬肉をじっくり炊いた牛の煮込み。ほろっとほどける繊維からにじむ旨みと薬膳の複雑な香りに、最初は余裕すら感じていたものの返す刀で辛さが津波のように押し寄せてきた!
トッピングの茹でモヤシが食感のアクセントと共に癒しの存在で、また次のひと口に挑みたくなってくる。煮込みとスープがだんだん溶け合って味が変化するのも面白い。辛いばかりじゃない、その緻密な味の構成に唸ること間違いなし。
3代目:藤山慶太さん、2代目:藤山振東さん、3代目:藤山輝丈さん「3年前に移転。新店舗で営業しています」
[店名]『味芳斎(みほうさい)支店』
[住所]東京都港区芝大門1-4-4ノア芝大門地下1階
[電話]03-3433-1095
[営業時間]11時~15時(14時半LO)、17時半~22時(21時LO)※土・祝~21時(20時LO)
[休日]日(他、不定休あり)
[交通]都営浅草線ほか大門駅A4出口から徒歩2分
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¥4,380(税込)
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¥5,400(税込)
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¥5,100(税込)
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¥5,280(税込)